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ウドという名の町*夢日記

休日の高尾山は人で大渋滞。昔は空いていたのに。GWはどこにも行かなかったので、似たような高さのハイキング向きの所が日帰り圏内にないか探した。すると禹土?㝢土?とかいう名前の山らしきものを見つけた。拡大してみると周囲がグリーンで囲まれていて、公園の中にあるのかな?どこだろうと地図で確認すると「阿佐ヶ谷」とある。阿佐ヶ谷?それが杉並区阿佐ヶ谷なのか別の阿佐ヶ谷かはわからないけど、行ってみようと思った。するともう一瞬で阿佐ヶ谷に来ていた。人の説明によると禹土(ウド)は山ではなかった。そこはとても奇妙な所だった。

急な坂道の丘にみっしりマンションや住宅が並び、車一台がギリギリ通れるような細く急な坂道、さらに細い道も入り組んで迷路のようだ。石の階段も古く、建物もどこか日本的でない石造りのような家ばかりだ。禹土は工事で人工的に盛られた土の山が一旦放棄されたかで、その後にそこに人が住み始め、小さな町のようになっている。どことなく軍艦島にも似た雰囲気もある。マイナーだがちょっとした観光地になっていて、禹土の周りは芝生の公園なのか、店が並んでいた。私はトイレに行きたくなってきて、お店のお爺さんにトイレ借りれないか聞くと「ウチはないから隣に行くといい、◯屋(お爺さんの屋号)に聞いたといえばいいよ」と言われて隣に行くと、焼き芋屋さんが屋台出していた。

芋焼いている若奥さんに「◯屋さんで聞いてきました、トイレ借していただけないでしょうか」と聞くと断られてしまった。そこへ◯屋のお爺さんがやってきて、「じゃあ焼き芋いただくよ!」というので、私は慌てて「あ、私が払います!」とお財布を出した。すると若奥さんは「そんなことをしてはダメ!」怖い顔とキツイ声調で私にいった。けれど私は500-800円くらいあるだろう財布の中の小銭を全部出し、彼女の手の上に乗せた。その時に10円玉が数枚地面にチャリン♪チャリン♪と落ちた。その足元には少し掘られた、穴があった。大きさは丼より大きい、調理用ボウルくらいだろうか、沢山の10円玉がたまっていた。どうやらそこに落ちたようだ。何枚落ちたかわからないが、彼女はそこから数枚の10円玉を拾い上げた。
(5月16日*夢日記)

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