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杏子(脚本)第4話

第4話(真実の愛と男の責任?)

場面1 藤本ひとえ先生椅子から中腰で尻を浮かせながら、あわてて

場面2 立ち上がった瞬間‼️太ももをテーブルの縁にぶつけた‼️

場面3 場所が悪かった見方によっては、股間を打ったように見えるように、もん絶する藤本ひとえ先生。

場面3 杏子「大丈夫ですか?」

場面4 藤本ひとえ先生に駆けよろうとする杏子、手で静止する藤本ひとえ先生。

場面5 赤面する藤本ひとえ先生(涙目)

場面5 藤本ひとえ先生モノローグ(足痛って、なんだこのカッコ!あぁ、足、足なんだ!違う!違う!)

場面6 杏子「足打ったんですよね。大丈夫ですか?えっ足じゃないならもっと大変!」

場面6 杏子が藤本ひとえ先生に駆けよろうと再びする。

場面7 藤本ひとえ先生「いや、足。アシです‼︎」

場面7 藤本ひとえ先生再び立ち上がり、机の同じ所に再び足を打つける。

場面8 青山三丁目駅に向かって、二人で歩いている

場面8 杏子「本当に大丈夫ですか?足。」

場面8 藤本ひとえ先生「大丈夫!大丈夫です‼︎」

場面9 藤本ひとえ先生は、足の痛みのせいで、少し背筋が伸びて尻を引っ込め太ももをいつもより上げる変な歩き方‼︎で動いている。

場面9 杏子そう歩き方をマジマジ見て笑い出す。

場面10 杏子「あはは🤣はは😆(涙目)あ〜あっ!言ってなかった。私、安田杏子です。あの〜」

場面10 藤本ひとえ先生「あっ僕、山本誠一です。」

場面11 杏子「あっへぇ〜山本さん。」

場面11 藤本ひとえ先生の答えを聞いて微妙な顔の杏子

場面場面12 杏子の顔を見て聞き返す藤本ひとえ先生。

場面12 杏子モノローグ(それ男がよくやる偽名使う時のパターン、地名の字一文字入れるバージョン‼︎いい人だと思ったけどヤバい。帰ろ!)

場面13 藤本ひとえ先生「あっ、連絡先⁉︎交換しませんか?」

場面13 藤本ひとえ先生モノローグ(やった‼︎やったー俺‼︎)

場面14 微妙な顔で返事する杏子

場面14「はっ?はい。」

場面15 杏子「私、ここで大丈夫です。それとも同じ方向ですか?」

場面15 藤本ひとえ先生「いやっ、ほんとに大丈夫ですか?」

場面16 地下鉄の入り口から降りていく杏子(藤本ひとえ先生からは見えない表情は怒っている💢)

場面16 杏子モノローグ(サ・イ・テ・イ‼︎最悪!下北のナンパ男と同じ方法なんて‼︎絶対、連絡しない‼︎)

場面17 藤本ひとえ先生ニコニコのアホズラで歩いている。

場面17 藤本ひとえ先生モノローグ(やったぜ俺!とっさにあの名前、山本誠一なんて自然なんだ!自分をほめてやりたい!)

場面18  車椅子の梅ばあちゃんの前で、友ちゃんと杏子が芝居っ気たっぷりに抱き合っている。

場面18 友ちゃん「そうか、そうか。大変だったねぇ杏子。しかし!あきらめることはない‼︎私の彼氏にいい人紹介してもらうから❤️」

場面18 杏子「そうだよ。それもこれも、友ちゃんとシフト変わったせいだよ‼︎責任とって!」

場面19 梅ばあちゃん「大丈夫。いい人。」

場面19 杏子「えっ梅ちゃんしゃべった‼︎」

場面19 梅ばあちゃんは、ぐんにゃり車椅子に座っている。

場面20 友ちゃん「んなわけないじゃん、梅ちゃんコレは?」

場面20 友ちゃんは、熱帯魚の水槽の魚を指さし梅ばあちゃんに聞く

場面20 無言の梅ばあちゃん

場面21 杏子「いや、いや、覚えたのはこっちの魚。」

場面21 違う魚を指さす杏子

場面22 梅ばあちゃん「ブブブ、ブリリ」

場面22 杏子「ほらぁ!」

場面23 友ちゃん「ムカつく💢しゃべっても、この程度でしょ!また、魚の名前言っただけでしょ!」

場面23 梅ばあちゃんがヨダレをたらしながら笑う

場面24 友ちゃん「ヤバい時間戻るよ!」

場面24 杏子「梅ちゃん帰ろう。」

場面24 杏子はわざと車椅子の手すりを両手で持って押し始めると、梅ばあちゃんがそっと杏子の手を握る。

場面25 LINEの画面(愛ちゃん、解散Live来られる?)(絶対いくよー)(ありがとう‼︎絶対いいLiveにするから!)

場面25 愛「はぁ〜本当にいい人だなぁ、イチ君。だけどアレから嵐さん返事ないし、最長記録4日だ。いつもは、2日で返事来るんだけど。」

場面26  イチ(バンドメンバーから名前がつきました。)「おっ、愛ちゃんから返事来たぞ。来るってLive。」

場面26  嵐「ふぅ〜ん。」

場面26 イチ「ふぅーんって、なんだよ!」

場面26 イチの一人暮らしの部屋で、嵐は自宅と変わらずゴロゴロしている。

場面27 イチ「なぁ?愛ちゃんに変なこと言ったか?お前?」

場面27 嵐「なんも言ってない。なんで?💢」

場面27 嵐は、読んでたマンガをわきに置きながら、イチをにらむ。

場面28 イチ「お前が、愛ちゃんと同棲するって噂になってるんだよ。」

場面28 嵐「はぁ⤴︎愛が言ったのかよ!アイツ‼︎」

場面29 イチ「おいっ!マジか‼︎もうそういうの止めろって言っただろ‼︎咲ちゃんのこと考えろ‼️」

場面29 イチモノローグ(本当は、スタバで愛と女が話してたって、ファンの子が教えてくれただけだけど。)

場面29  イチ「バカヤロー‼️」

場面29 イチの部屋から嵐は叩き出される。

場面30 嵐、自宅のアパートに帰ってきて玄関を開ける。自宅には先に仕事から帰ってきた、妊娠してお腹が目立ってきた咲が夕飯の用意をしている。

場面30 嵐「だぁー!ムカつく💢ただいまー」

場面30 咲「おかえり。ねぇ、今度の解散Live、私も行って物販手伝うよぅ。」

場面31 嵐「ふェっ!お、おう。よろしく。言っとくよイチに。」

場面31 嵐は忙しなく部屋を片付けだす。

場面32 嵐「ちょっと出かけてくる%#$€」

場面32 咲「良いよ、出かけても。ただ、ご飯食べて行って。 食べていって!」

場面33 嵐は咲の殺気に気をされて、テーブルの前に座ると、咲が、雑に、カレーをよそった皿をテーブルに置く。カレーはきれいによそられている。

場面33 咲「カレー」

場面33 嵐「おっ、おう!」

場面34 解散Liveの会場のLiveハウスのロビー物販売り場にお腹の目立ち出した咲が座っている。

場面35 愛が会場に到着して、Liveハウスに入った所で咲を発見して凍りついた様に立ちつくす。

場面36 先に来ていた杏子がその様子を見つけ、愛の手を掴み引っ張って入口に行く。

場面37 嵐は、Liveハウスの入口でイチ達とタバコを吸っている

場面38 杏子は、片手にラムコーク。片手で愛を引っ張り、嵐の前に立つ。

場面38 杏子「(大声で)ねぇ↗︎愛ちゃんと同棲するんだよねぇ」

場面39 嵐「(小声で)ふっざけんなょ!してねーよそんな約束?」

場面40 杏子は、愛を振り返って見ないが、掴んだ愛の手が震えているのを伝わる感触で感じとる。[手だけのUP]

場面41 杏子はこれ以上ないくらい怒った顔で嵐をにらむ。

場面41 杏子「言いたいことはそれだけ‼️」

場面42 杏子は、持っていたラムコークを嵐の目に目がけてぶっ掛ける。

場面42  嵐「お前っ!ふっざけんな⁉︎」

場面43  杏子は、踵を返して、愛の手をさらに強く掴んだまま走りだす‼︎

場面43 杏子「行くよ!」

場面44 嵐は両手で目を擦りながら

場面44 嵐「ふざけんな!ババア‼︎」

場面45 杏子は、愛を公園まで引っ張って走ってくる。

場面45 杏子「あー、ビール飲んどけばよかった。」

場面46 愛「どうして?ビールなんですか?」

場面46 杏子「ビールって、服につくと超絶臭いから!失敗した〜‼︎」

場面46 愛は質問を聞くまでキョトンとしていたが、返事を聞いて笑いだす。

場面47 愛「臭いって!そんな理由⁉︎」(笑)

場面47 愛は、涙目にながら笑っている。

場面48 杏子は、未だ悔しそうにしながら

場面48 杏子「知らないの⁈ビールって服に着くと超絶臭いしって、あんた洗濯した事ないの⁈」

場面49 愛、気まずそうに。

場面49 愛「ない。いつもお母さんがやってくれてるから知らない。」

場面50 杏子「マジ‼️あなたいくつ⁇」

場面50 杏子は呆れた顔で愛を見る。

場面51 愛「17」

場面51 愛は、気まずそうに下を向いている。

場面52 杏子は、愛に抱きつきながら笑いながら

場面52 杏子「何にも出来なくて、どうやって同棲するつもりだったのよ!」

場面53 愛、抱きつかれて安心して不満そうな表情で

場面53 愛「大丈夫って、嵐さんが言ったんだもん。家事って大事?」

場面54 杏子「うん!一人暮らしで困る。今時、家事も、仕事もできないとマトモな男来ない!」

場面55  愛「じゃぁ?杏子さん居るの?そういう人?」

場面55 杏子「いない。かなぁーと思った人は、クズだったし。」

場面56 愛「なにそれ?なにそれ⁇」

場面56杏子「偽名使われたっぽいんだよね。」

場面57 愛「わかんないじゃん!偽名か?確認したの?本当の名前かもしれないよ!」

場面57  杏子は、愛の返事にびっくりして愛をまじまじと見つめた後、優しく笑って

場面58  杏子「愛ちゃんは優しいね。」

場面58  愛「ありがとう、、」

場面58 杏子「へっ、は?」

場面58 愛「アイツにお酒かけてくれて・・・それで ありがとう。」

場面59 杏子納得した表情をした後、突然夜空を指さし☝️宣言する

場面59  杏子「私と愛ちゃんは、幸せになる。(ワンピース調で)」

場面60  愛は、半分あきれて両手で杏子の背中を押しながら、急に冷めた表情で

場面60  愛「はい、はい、杏子ちゃん酔ってるでしょう、帰ろ、帰ろ。」

場面60  杏子「バカにしてるでしょう?本当なんだから!2人とも幸せになれるの!」

場面61 杏子、突然気持ち悪くなって、口を押さえて青い顔になる

場面61 愛「えっ、ウソ、ダメダメ、ヤバい。」

場面62 愛「(大声)ビールもゲロも一緒だよー⁉️」

場面62 愛「お礼なんて言うんじゃなかった。」

場面62 渋谷の星の無い夜空

        つづく


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