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シャキーラ とマルーマの楽曲「Clandestino」と「Chantaje」、深夜書店。

 たとえ理想の相手であっても、
 ままならぬ宿縁としての、
 そういった出逢いでしかなかったり、
 そうでなかったとすれば、
 ずっと順風満帆な関係ではつまらないことも、、
 だからこそ、
 極上の物語のような刺激的な関係でいたい、って
 そんなふたりの心情が楽曲から、、
 沁みこんでくるのは、、。

 眼差し、が背中をおしてくれるときがあるから。

 花のように笑う、面影の骨格そのもの、、
 その眼差しが似ていたから、、
 花の写真を撮影する女性(ひと)とのふれあい。

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 今、俺(詩人)が住まい地域で仲良くしている女性(ひと)とは、その店の客同士として知り合った。
 俺(詩人)が住まいしている地域にある酒場の串カツ屋さんで、。

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 友人の歌人が、はるばる来店していることも多い店だ。
 友人の歌人にも、俺(詩人)と彼女との関係について話す機会はあるにはあったけれど、くわしくは伝えてなかった。
 以前に何度かその店で俺(詩人)が彼女と一緒に居るところを友人の歌人と出くわしたこともあった。
 俺(詩人)としてはL字型になったカウンター席の並びからも、顔を見合わせるわけでもあるので少々疎遠気味だった友人への気遣いもあって、度々話しかけることがあった。
 しかし彼は、
 友人のわりにはあまりにも、他人行儀でこちらに対して無愛想であったがために、
 「まるで話しかけてくるな、、って言わんばかりやん、なんなんあのひと、、」
 と、
 俺(詩人)の横に座る彼女からは、、ひどく誤解されていた。

 彼なりにこちらへ、あまり干渉してはいけないと、
 気をつかってくれていたようであったのだが、、。
 それを聞けたのは、つい先日のことだった。
 久しぶりに友人の歌人が訪ねてきた日があったので、
 俺(詩人)が住まい地域で仲良くしている女性とようやく対面させる機会もつくれて、打ち解けることに至った。

 理解して欲しいとか、味方になって欲しいとか、そんなわけでもないけれど、、。
 
 あまりにも、ふたりぼっちな日々と時間がつづいてたから、、
 そんなことなんかでも、
 息づかせかったのかも、、。

 その女性(ひと)と俺(詩人)。
 
 出逢ってしまう、ふたりには、。
 なぜ、
 いつだって時間が足りないんやろうな、って。

 それ以上を求めていくと、
 あきらめなければいけないことに、たどり着いてしまうから。

 他愛があるようで、ないはずの楽曲の話をする。
 そのひとは、泣いたように笑いながら、。
 
 シャキーラマルーマの楽曲、のことも。
 残り香、とともに沁み入らせる。
 
 シャキーラ マルーマの楽曲「Clandestino」「Chantaje」、。

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 華々しく刺激的な世界を生きるようなラテンポップシンガーソングライターのShakira(シャキーラ)
 彼女はコロンビア出身で、数ヶ国語を操る高IQの才女で、、
 出身国のスペイン語はもとより、英語の曲でも爆発的なヒットを連発している。
 って、英語圏ではメジャーでなくともスペイン語圏では‼、って者は多く存在してるわけやけど、、
 日本では、海外の音楽というと英語の曲というイメージが強いけれど、
 世界規模だとスペイン語の話者は7億人を大きく上回っているから巨大なマーケットでもあるし、。
 シャキーラと同じくコロンビア出身のMaluma(マルーマ)
 彼も世界的シンガーとしての地位を確立させているし、最も売れているラテン音楽アーティストの一人。

 ふたりが唄う楽曲、「Clandestino」
 「秘密」って意味のクランデスティーノ。
動画↓。Shakira、 ft. Maluma「 Clandestino (Official Video)」3分55秒

【歌詞「Clandestino」】

【Sabes que no nos conviene
Que la gente sepa lo que ambos tenemos
Que comemos de una fruta prohibida
Nos encanta y lo sabemos, jajaja】
あたしたちが持ってるものを知ってる人には興味がないのは知ってるでしょ
禁断の果実を食べたって知ってるだろう
俺らは知ってるし大好きだ
【Yo no necesito a ningún otro Don Juan
Que me abra la puerta cuando llego a un restaurant
Ese maletín no necesita más flores
Tú calla’íto, baby, de to’s los rumores】
もう他のプレーボーイはいらない
レストランに行くときにドアを開けてくれるような男は
もうこれ以上カバンにお花はいらないわ
噂ばかりのあんたはもう黙って
【Lo nuestro es ilegal y no te voy a negar
Que yo pago la condena por besarte (muack)
Sé que a ti te pasa igual y no me puedes negar
Yo ya cometí el error de enamorarme (yeh, yeh)】
俺らは不法者だし、おまえにキスするために罰金だって払うさ (muack)
あんたもあたしのことを否定できないし、
もうあんたと恋に落ちるというミスもした (yeh, yeh)
【Yo vine a verte, a entretenerme
Y me robaste un beso que aún no piensas devolverme
Me sentía volando, me iba escapando
Cuando menos pensaba, ya me estabas abrazando】
あんたに会いに、楽しむために来てあたしを返すつもりもないのにキスした
飛んでるような感じがして、逃げようと思ってた
そう考えてるときにはもうあんたに抱きしめられてた
【Y sigue así, no pares ya
Te has convertido en una enfermedad
Y sigue así, así, no más
Que mientras más te acercas
Más aumentas mi ansiedad】
そのまま、もうやめないで
あんたは自分を病気に変えた
そのままでずっと
嘘が近づくたびに
あたしの不安が大きくなってく
【Clan-clan-clandestino, oh
Así mismo lo quiso el destino
No busques problemas donde no los hay, los hay, los hay
Clan-clan-clandestino, oh
No te olvides que somos amigos
Yo busco problemas donde no los hay, los hay, los hay】
秘密ね
運命もそうなってほしかったんだ
問題がないところに問題を探さないで
秘密ね
俺らが友達ってことを忘れるなよ
あたしは問題がないところで問題を探すの
【Dime, mai, porque ya no entiendo la necesidad
De vernos a solas y matarnos en la oscuridad
Tú te vas, y mi cuerpo aquí sigue pidiendo más】
もう必要性が分からないから教えてくれ
ふたりきりで会って暗闇であたしたちを殺す必要性が
あんたが行ってしまったら体がもっと求めてしまう
【Tú sigue con esa actitud
Cuando se apaga la luz
Tú te vuelves loca
Con par de besitos en la boca, muack】
電気が消えた時にこんな態度でずっといたら
おまえはおかしくなる、何回か口づけするだけで
【Lo nuestro es ilegal y no te voy a negar
Que yo pago la condena por besarte (muack)
Sé que a ti te pasa igual y no me puedes negar
Yo ya cometí el error de enamorarme (yeh, yeh)】
俺らは不法者だし、おまえにキスするために罰金だって払うさ (muack)
あんたもあたしのことを否定できないし、
もうあんたと恋に落ちるというミスもした (yeh, yeh)
【Yo vine a verte, a entretenerme
Y me robaste un beso que aún no piensas devolverme
Me sentía volando, me iba escapando
Cuando menos pensaba, ya me estabas abrazando】
あんたに会いに、楽しむために来てあたしを返すつもりもないのにキスした
飛んでるような感じがして、逃げようと思ってた
そう考えてるときにはもうあんたに抱きしめられてた
【Y sigue así, no pares ya
Te has convertido en una enfermedad
Y sigue así, así, no más
Que mientras más te acercas
Más aumentas mi ansiedad】
そのまま、もうやめないで
あんたは自分を病気に変えた
そのままでずっと
嘘が近づくたびに
あたしの不安が大きくなってく
【Clan-clan-clandestino, oh
Así mismo lo quiso el destino
No busques problemas donde no los hay, los hay, los hay
Clan-clan-clandestino, oh
No te olvides que somos amigos
Yo busco problemas donde no los hay, los hay, los hay (2x)】
秘密ね
運命もそうなってほしかったんだ
問題がないところに問題を探さないで
秘密ね
俺らが友達ってことを忘れるなよ
あたしは問題がないところで問題を探すの

 レゲトンやラテンポップスでは割と過激な歌詞が多い、
 なかでも、
 自由奔放な彼女と、それをたしなめる男の物語であったりの、、
 シャキーラマルーマの楽曲「Chantaje」
 このMVはYoutubeにおいて26億回以上再生されている(2021年現在)。

 男は、女にいいように利用されているという不満を歌う、
 ただ、完全に怒っているというよりは、、
 彼女の自由奔放な部分まで含めて恋愛ゲームを楽しんでいる感じかも、、
 男は色気たっぷりの恋愛遊戯と、真実の愛のはざまで揺れているかのように、、。

 「Chantaje」は日本語で「恐喝や脅迫をする人」という意味。
 この題名からも曲の物語の方向性がみえてくる歌詞でもある。
動画↓。Shakira、 ft. Maluma 「 Chantaje (Official Video)」3分19秒

【歌詞「 Chantaje」】

【Cuando estás bien te alejas de mí
Te sientes sola y siempre estoy ahí
Es una guerra de toma y dame
Pues dame de eso que tienes ahí
Oye, baby, no seas mala
No me dejes con las ganas
Se escucha en la calle
Que ya no me quieres
Ven y dímelo en la cara】
おまえが俺から離れても大丈夫だって言うとき
孤独を感じてるんだろ、だから俺がそばにいるよ
これはギブ・アンド・テイクの戦争
そこにあるものをくれよ
悪くないだろ
俺をこのままひとりにしないでくれよ
噂で聞いたんだ
おまえはもう俺を愛してないって
こっちへ来て、直接話してくれよ
【Pregúntale a quien tú quieras
Vida, te juro que eso no es así
Yo nunca tuve una mala intención
Yo nunca quise burlarme de ti
Conmigo ves, nunca se sabe
Un día digo que no y otro que sí
Yo soy masoquista
Con mi cuerpo un egoísta】
誰かに聞いてみたらいいじゃない
きっと違うって言うから
悪気はなかったの
あんたをバカにするつもりもね
わからないと思うけど
ノーと言ったときはイエスだったの
「俺はマゾなのか?」
このわがままなボディで
【Tú eres puro, puro chantaje
Puro, puro chantaje
Siempre es a tu manera
Yo te quiero aunque no quiera
Tú eres puro, puro chantaje
Puro, puro chantaje
Vas libre como el aire
No soy de ti ni de nadie】
あんたはただ、ただ奪っていく
ただ、ただ奪っていく
いつもあんたのペース
愛してるけど愛したくない
あんたはただ、ただ奪っていく
ただ、ただ奪っていく
空気のように自由だけど
あたしはあんたや他の誰のものでもない
【Como tú me tientas, cuando tú te mueves
Esos movimientos sexys, siempre me entretienen
Sabes manipularme bien con tus caderas
No sé por qué me tienes en lista de espera
Te dicen por ahí que voy haciendo y deshaciendo
Que salgo cada noche, que te tengo ahí sufriendo
Que en esta relación soy yo la que manda
No pares bola' a toda esa mala propaganda】
おまえが俺に触れるとき
そのセクシーな動き、いつも俺を楽しませてくれるよ
腰の動かし方をよく知ってるんだね
どうして俺が「待ちの順番リスト」に入っているのか
みんなあんたにあたしが外でやったりやらなかったりしてる
って言うんでしょ
毎晩出かけてるわ、あんたを苦しませてるのかも
この関係ではあたしがボスだから
【Pa', pa' que te digo na', te comen el oído
No vaya a enderezar lo que no se ha torcido
Y como un loco sigo tras de ti, muriendo por ti
Dime qué hay pa' mí, bebé (¿Qué?)】
耳を噛まれてノーとは言わない
まっすぐに向かわないで
おまえは俺を狂わせる、死ぬほどおまえが欲しい
教えてくれよベイビー
【Pregúntale a quien tú quieras
Vida, te juro que eso no es así
Yo nunca tuve una mala intención
Yo nunca quise burlarme de ti
Conmigo ves, nunca se sabe
Un día digo que no, y otro que sí
Yo soy masoquista
Con mi cuerpo un egoísta】
誰かに聞いてみたらいいじゃない
きっと違うって言うから
悪気はなかったの
あんたをバカにするつもりもね
わからないと思うけど
ノーと言ったときはイエスだったの
「俺はマゾなのか?」
このわがままなボディで
【Tú eres puro, puro chantaje
Puro, puro chantaje
Siempre es a tu manera
Yo te quiero aunque no quiera
Tú eres puro, puro chantaje
Puro, puro chantaje
Vas libre como el aire
No soy de ti ni de nadie】
あんたはただ、ただ奪っていく
ただ、ただ奪っていく
いつもあんたのペース
愛してるけど愛したくない
あんたはただ、ただ奪っていく
ただ、ただ奪っていく
空気のように自由だけど
あたしはあんたや他の誰のものでもない
【Eh-eh-eh, nadie
Eh-eh-eh, nadie
Eh-eh-eh, nadie】
このわがままな身体で
【Tú eres puro, puro chantaje
Puro, puro chantaje
Siempre es a tu manera
Yo te quiero aunque no quiera
Tú eres puro, puro chantaje
Puro, puro chantaje
Vas libre como el aire
No soy de ti ni de nadie】
あんたはただ、ただ奪っていく
ただ、ただ奪っていく
いつもあんたのペース
愛してるけど愛したくない
あんたはただ、ただ奪っていく
ただ、ただ奪っていく
空気のように自由だけど
あたしはあんたや他の誰のものでもない
【Eh-eh-eh, nadie
Eh-eh-eh, nadie
Eh-eh-eh, nadie
Eh-eh-eh-eh-eh-eh】
このわがままな身体で
【(Alright, alright, baby, Shakira, Maluma)
Pretty boy
(You're my baby loba, Colombia, Rudeboyz, you feel me?)
Pretty boy】

 セクシーな歌詞、
 男女がいがみ合って喧嘩してるというよりは、
 危なっかしい恋愛を楽しんでいるようで、。
 心も身体もお互い惹かれあっているけど、
 あえて言葉で引き離そうとするかのような、、
 そんな恋愛のゲーム。
 言葉がお互いを違う感覚で誘うほどにも、、
 あとの引きあう力は強くなる。

 たとえ理想の相手であっても、
 ままならぬ宿縁としての、
 そういった出逢いでしかなかったり、
 そうでなかったとすれば、
 ずっと順風満帆な関係ではつまらないことも、、
 だからこそ、
 極上の物語のような刺激的な関係でいたい、って
 そんなふたりの心情が楽曲から、、
 沁みこんでくるのは、、。

 眼差し、が背中をおしてくれるときがあるから。

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