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自己破産からの再生(事件の全容)

こんにちは。ささやんです。
今回は破産に至るまでの事件の全容をお伝えします。
みなさんも同じような事件に巻き込まれないように心から願っています。
ボクの事件をしくじり先生として活かして欲しいです

最初の事件

落ち込む

コトは、新卒入社後の数ヶ月後におきました。
入社前、何か日常を変える行動を起こそうと思っていました。ボクは学生時代全く彼女経験がなかったのでWEBページから街コン紹介サイトを見つけ、一つの街コンに参加することにしました(これが全ての始まりです。)場所は新宿歌舞伎町の奥地にある、ビルの一室。いかにも怪しそうな雰囲気を醸していました。当日は、私含め男2人、女性1人の3人で
雑談に花を咲かせていました。
そのうちの男(私より2歳年下)が、後日、自分の入っているコミニティに紹介するよ!となり、ついていくことに。その後、コミニティの代表(当時30歳くらい)に、人生そのままでいいの?なんで、仕事しているの?みたいな問いを投げられ、20歳前半の私は何も答えられず、代表の視座の高い意見にただ圧倒されていただけでした。その後、別のコミニティ内の人が出てきて、コミニティ内で資産運用も行っているという話になり、「預けたお金の月4%で回している」と説明を受け、後日、話を進めることに。
別の日に、コミニティ資産運用担当者と、幹部と会い具体的に話を進めていくことに。その日やったことは以下(詐欺グループに指示されたこと)
・あったその日、銀行系カードローンを契約させ、契約限度額全ておろさせて、お金を渡す。
・特に契約書をまくわけでもなく、お金を渡して終了。
雑談して、その日のアポは終わりでした。
翌月の配当日はしっかり吐き出し分が出ましたが、翌々月から配当が出なくなりました。さすがに焦り、コミニティに私を紹介した人間に連絡をとりましたが、ただ謝られるだけ、そして、信頼できる別の人を紹介されただけでした。
瞬時に詐欺にあったと思い、どうするかを考えることもできず、気持ちが焦っていました。
また、その被害金を取り戻そうと、この団体がやっているお小遣い案件(携帯端末の売買に関わる謎の取引)にも手を出し、結果何も入ってきませんでした。
被害にあった額は260万円程度。
その後、破産決意日まで、ひたすら毎月の給料から返済を続けていました。

数年後の事件

コーヒーこぼす

また、最初の事件から数年後、私は最初の会社から離職期間(なにもやっていない期間)を経て転職をしました。その当時、気持ち的に不安定だったので孤独を感じないように、よくある、交流会イベント情報サイトで調べた、パーティ的なイベントに参加しました。(孤独やストレスを感じ気持ち的に病んでいたので、気持ちを安定させるために何かにすがりたいという気持ちがあったんだと思います。)そのイベントに参加した時に、私を事件に誘導した人間と出会います。彼は、自称「芸能事務所経営」「投資家」を名乗る20代男(私より1歳年下)で彼自身の苦労話に惚れ込み意気投合。その後、ちょっとしたお小遣い案件を紹介され、やってみたらお金がしっかりと入る。そんなことを経験したから、今度は、彼のライングループ(彼の出会った人が入っている)で流れている投資案件(彼が拾ってきた投資案件、いずれも怪しいものばかり)に私は、手を出し始めました。具体的には以下のようなものでした。
・小さい商社への、事業投資(パチンコ遊戯台を外国に卸す事業)4ヶ月後に25%で返金
・金貸し業への資金融資「月5%の掃出しを出す契約」
・マツ毛エクステ事業への事業投資「月5%の掃出しを出す契約」
・建設会社への、経営の繋ぎ資金投資「月10%の掃出しを出す契約」
以前に作った借金を返すチャンスだと、思わんばかりにまた消費者金融系のカードローンを組みお金を借りて、その資金を投資にことごとくまわしてしまいました。

いずれも、後になってわかったんですが、ありえないことだと気づかされました。しかし、私は世間知らずが祟って、またお金を消費者金融から調達してきて、やってしまいました。当然、全て1ヵ月も約束は守られることなく
みんな、音信不通になってしまいました。紹介した当人(芸能事務所経営?投資家くん)は初めはめちゃくちゃ焦っていましたけど、徐々に、「これは投資だし、投資は自己責任」と言い張って素知らぬ顔をされました。
私は、不幸に巻き込む人間を身をもって知り、自分の人を見る目のなさを痛感しました。

袋小路に追い込まれて

借金は、500万円前後に達し、これを頑張って返し続けると10年以上はかかることを悟りました。
過去に詐欺にあった人にアドバイスを求めることもしました。
(その人は、不動産投資詐欺にあったけど、会社員をやりながら金融商品(正当なもの)の営業を行い、返済したという話を聞きました。)
法的手続きに踏み切るのは、踏みとどまった方がいいという意見もありました。(正直、踏みとどまった場合はどうするか?何も、先が見えてませんでした)
破産は、やったことないし、なんか怖いし、、

知り合いのおじさんにも相談しました。その時、弁護士も何人か紹介してもらい、これがボクの法的手続きを進める上での後押になりました。

法的手続きの決意へ

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まず、袋小路に追い込まれたという状況でした。返す当てもなければ、お金に関してもう頼れる人もいない。。
必然として、法的手続きしかないと考えました。
金融リテラシーのある知り合いのおじさんに相談しても、破産させた方がいいという意見をもらい、私自身ができることを教えてもらいました。
信用とか、何かわからないモノを失うことを当時は恐れていましたが、「破産 失うもの」みたいなワードで検索したら、そんなに失うものないなって思いました。
(その時の自分は、返すために事業を立ち上げる、や、一攫千金を狙うみたいなことは、冷静になって選ばなかったです。当時の私には、気持ちが焦りすぎて、無理だと思ったので)
まず消費者センターに相談→法テラス弁護士紹介される→弁護士事務所で事情を説明後→法的手続きについての契約を結ぶ。
みたいな流れで動きました。

次回について(破産手続き〜完了まで)

こちらについて語っていきます。

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