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エンペラーゲーム飲み会

今日もゆっくり営業。ランチ2組、ディナー組。クリスマスまでの嵐の前の静けさだ…

昨日見た「ゆる言語学ラジオ」で堀元さんのした「エンペラーゲーム飲み会」の話が面白かった。エンペラーになった人は、なんでも自分の好きな話題を5分間熱く語ることができる。他の参加者はその話がどんなに興味がなくても否定せず、「へー」「なるほど!」…等等全力で相槌を打ちつつ話を聞かなくてはならない。何でも命令を聞く王様ゲームのトーク版。

これはなかなか気持ちの良くなれそうなゲームである。5分とはいえ、ゲームを口実に自分の好きなことを語り、ちゃんと反応ももらえるのだから、かなりストレス発散になりそう。

そういえば、今朝のあさイチ、「ネットの陰謀論を盲信する親や配偶者の問題」。こういうのにハマりやすいのは、普段なかなか近しい人から興味を向けてもらえない人(主婦とか)だったりする。ここはゲームと割り切って、話したいことを存分に話すエンペラーゲームタイムを設けるのは、家族の平和にいいかもしれない。

このエンペラーゲームシステム、話す側だけでなく聴く側にもメリットがありそう。普段興味のないことには気のない対応をしがちだが、エンペラータイムだと割り切って、5分相手の話を全力で聞くことで、自分の知らない知識や視点が得られることもある。実際堀元さんも、エウレーカクイズの答えで、「あの時、鉄道オタクの人の話ちゃんと聞いとけばよかったー」と言っている。

実際興味のない人の話を聞くことは難しい。それでもこのゲームをしていれば、まずは相手の話を聞く、ということの耐性が育ちそう。

相手の話を遮らず否定せず聞くことの大事さは、ショートショート作家の田丸雅智さんのラジオで、対談相手の占い師も同じようなことを言っていた。しばらくの間本気で相手の話を聞いていれば、その人となりや思考の癖みたいなものが見えてくる。それが理解できてくると、嫌いな人がいなくなるんだとか。相手をパターン化することで客観視できるということかな。

ちなみにうちの夫婦の暗黙のルールに、
「どうでもいい話していい?」
と前置きしてその時に思ったことを語る、というのがある(その間相手は話を遮らない)。これはまさしくエンペラー飲み会ではないか!

朝から晩まで顔突き合わせての仕事、自然とストレス解消法を編み出していたということかな

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