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2020年3月のよかったアルバム15枚

3月はこれらを聴きました。どれもいいオススメです。
ジャズ7枚、クラシック4枚、J-POP2枚、Pop1枚、ダンス・エレクトロニカ1枚。計15枚。
(その内、声楽・合唱2枚)

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また今年リリースされたアルバムは11枚、2020年以前のは4枚。
以下、順不同に感想とメモ
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1. To Cy & Lee: Instrumentals, Vol. 1 - Alabaster DePlume

February 28, 2020
Label: International Anthem Recording Co.
Genres: Jazz

コンポーザー、サックス奏者Alabaster DePlumeの作品。2012年作 "Copernicus" 、2013年作"The Jester"、2015年作"Peach"から厳選された楽曲を収録しながら、2019年に録音された新曲も2曲盛り込まれた1枚。ジャケット・デザインのような素朴でメディテーティブな楽曲をまとめています。(原文ママ)

ベストアルバムだったのね。和風なサックス。尺八のよう。余韻とビブラートがいい。落ち着く。

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2. Here Be Dragons - Oded Tzur

February 14, 2020
Label: ECM Records
Genres: Jazz

イスラエルのサックス奏者Oded Tzurのアルバム。編成はSax, Pf, Bass, Dr。

リズムが落ち着く。スローテンポだがゆったりとしたグルーヴ感ある。個人的にはサックスとドラムの寄り添い具合が心地良い。余談だが、1曲目のHere Be Dragonsを聴いてると童謡の朧月夜が歌いたくなる。

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3. Vitali: Sonatas Nos. 1-12  - Italico Splendore

March 6, 2020
Label: Tactus
Genres: Classical

作曲はTomaso Antonio Vitali。1663年イタリアバロックの作曲家、かつヴァイオリン奏者。
演奏はEnsemble Italico Splendore。2010年に設立されたイタリアの古楽演奏団体。扱うのは主にバロック、古典派。

落ち着く。弦が重なり合うだけで幸せ。

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4. Super Lamentationes - Capella De Ministrers & Carles Magraner

March 1, 2020
Label: CDM
Genres: Classical, 合唱

Capella De Ministrersは1987年にスペインで設立された古楽演奏団体。設立者兼演奏者のCarles Magranerはヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。
曲はクリストバル・デ・モラーレス作曲。1500年スペインの人。

作曲者はビクトリアの前に活躍してた人なのね。知らなかった。
ヴィオラダガンバと声の調和が落ち着く。声の重ね方が上手で惚れる。

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5. Asteroid and Butterfly - やのとあがつま

2020/3/4
レーベル: Speedstar
ジャンル:J-POP

ピアノ弾き語りで有名な矢野顕子と三味線奏者の上妻宏光によるアルバム。

矢野顕子いいよね。

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6. American Standard - James Taylor

February 28, 2020
Label: Fantasy
Genres: Pop > Singer-Songwriters

ジェームス・テイラーは1948年生まれのアメリカ合衆国出身のシンガーソングライター。

音がいい。録音がいいのかな。

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7. Triptych - Vardan Ovsepian & Tatiana Parra

February 29, 2020
Label: Vardan Ovsepian
Genres: Jazz

ブラジルの歌手タチアナ・パーハと、アルメニア系アメリカ人の作曲家兼ピアニストのヴァルダン・オヴセピアンによるデュオ。

ピアニストの音選びがいい。

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8. Hush! - Papagena

March 6, 2020
Label: SOMM Recordings
Genres: Classical, 合唱

落ち着く。澄んだハモり。

5人組の英国で活動するアカペラアンサンブルグループ。
曲目はバロックから現代まで幅広くある。

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9. Jonny - Asya Fateyeva

February 28, 2020
Label: Berlin Classics
Genres: Classical

アーシャ・ファチェーエヴァはウクライナ生まれのサックス奏者。アルバムでは近代の室内楽を演奏している。その中にはエルヴィン・シュルホフ、ヴェーベルン、ヒンデミット、クルト・ヴァイル(三文オペラ)などがある。

エルヴィン・シュルホフとヴェーベルンの演奏がいい。特にシュルホフの魅力に気付かされた。今度一通り聴いてみよ。

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10.  Mussorgsky Pictures Revisited - Kristjan Randalu & Dave Liebman

January 17, 2020
Label: BMC Records
Genres: Jazz

ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」のピアノとサックスによる再構成。

わお。アレンジ楽しい。

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11. Don’t Let Get You Down - Wajatta

February 28, 2020
Label: Brainfeeder
Genres: Dance & Electronic

70年代のヴィンテージなソウル~ロックを基調としたサウンドで人気を博したマクチューブ(MAKTUB)のフロントマンで、ソロ転向後はビーボクサーやコメディアンとしても活躍するレジー・ワッツと、90年代よりメロディアスなテック・ハウス~テクノ作品をKompaktなどに残し、息の長い活動を続けるジョン・テハダからなる音楽デュオ(原文ママ)

間のとり方が心地いい。

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以上は2020年以内にリリースされたアルバム
以下は2020年以前のアルバム
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12. NHKみいつけた!チャオ - ヴァリアス・アーティスト

2019/2/20
レーベル: WM Japan
ジャンル: キッズ・ファミリー (J-POP)

サボさん!サボさん格好いいよ!サボさん!サボさん!
番組は主要キャラクターの雰囲気だけ少し分かる程度の理解度。だが、こんなポップな曲を流してたとは。

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13. The Revival (Live)  - Cory Henry

March 18, 2016
Label: GroundUp Music LLC
Genres: Jazz

ハモンドオルガン奏者、コリー・ヘンリー。
かい摘んでしか聴いてなかったのでアルバム一通り聴いてみました。
格好いい。絞れなかったので下に3枚全て貼ります。どれもいいですが個人的にはこのアルバムが一番好みです。5.NaaNaaNaaは不意打ちでした。いい…。

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14. Art of Love - Cory Henry

July 13, 2018
Label: Cory Henry & The Funk Apostles
Genres: Jazz, R&B

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15. Gotcha Now Doc - Cory Henry

February 6, 2012
Label: Cory Henry
Genres: Jazz

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以上
番号は便宜的なもので順不同です。
リリース日、ジャンル、レーベルは主にamazon.comに従いました。

アルバムを漁る時の流れは、
レーベルやサイトで紹介された新譜を片っ端からSpotifyに突っ込む
→数曲聴いて直感で絞る
→アルバムを通しで聴いて絞る
→繰り返す
→ヘビロテしたいアルバムが固まってくる
→ここの自分メモに載せる
→ヨシ となってる

ここから本題だが、最初の直感で絞る段階ではスマホのスピーカーか100均イヤホンで聴いたほうがいいんじゃないかと最近になり怪電波が降ってきた。いい音で聴くとどれも名盤に聴こえてしまう。細部がきらびやかになるので惑わされる。数回聴いてようやく違いが分かってくる。
よってスマホのスピーカーか100均イヤホンを使えば細部は分からないが全体が調和してるかは分かるので、初期の絞りが捗るのではと。
実行するかは未定。という電波。

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