日帰り京都さんぽ|河原町散策とSSムービーフェスティバル
先週はイベントのために、京都へ行ってきました。
本当は泊まりで行きたかったけれど、この時期の京都の宿泊費が高すぎて断念。近場の旅行も気軽にいけなくなってしまったなぁ。
紅葉間近ということで主要観光地は避けて行くことに。まずは少し早めのお昼ごはんをいただくために京都の老舗うどん店、冨美屋さんへ。
京都に住んでいた頃は本店に行っていたのですが、現在休業中ということですぐ近くの錦店へ。開店10分前に着いて、すでに5組ほど並んでいました。
寒い日に熱々の鍋焼きうどんが沁みます。お出汁の味がお上品で美味しい、懐かしの味です。京都の台所錦市場のど真ん中、このボリュームで880円はお得すぎる。
錦店は初めて来たのですが、店内も京町屋らしい作りで雰囲気抜群です。錦市場の観光の際にはおすすめのお食事処。
イベントまでは時間があるので河原町を散策。以前この辺で働いていたので、懐かしい気持ちと、全然変わってる!という驚きと。とくに四条通にスタバが増えまくってて驚きました。
高島屋に蔦屋書店やニンテンドーショップができて大きく変わったということで、行ってみることに。
残念ながらこの日は屋上がメンテナンス中とのことで、入れず残念。気を取り直して次の目的地へ向けて祇園方面へ。
こちらも京都にいた頃によく通っていた鍵善さん。喫茶も空いてそうだったので入るか迷ったけど、時間もなさそうなので断念。鍵もちをお土産に買って帰りました。
本日のメインイベントはヨーロッパ企画主催の「ショートショートムービーフェスティバル」京都予選です。テーマに沿った5分以内の映画16本の中から、観客投票で上位5本が本戦に進みます。
今回の映画のテーマは「タイトルロール映画」。作品名に登場人物の名前が入っていることが条件となります。
観客が審査員、ということで16本の作品からひとり3作品に投票するんですけど、これが難しい。会場の雰囲気は進むにつれ盛り上がって笑いやすくなるし、後半の作品のほうが印象に残りやすい。
賞レースにおける順番ってこんなに大事なのか。
お笑いの賞レースなんかで「お客さんの笑いの量も多くて〜」という審査員コメントを聞いたりして、「他人の笑いの量で審査が左右されるんか」と思ったりしてたけど、される。笑いやすい雰囲気が出来上がると、より面白く感じてしまう。
そして最終的には好み。間違いない。
テレビで見る賞レースの審査の疑心が、こんなところで解消されるとは。これからは「雰囲気に左右されるのは多少仕方ない!」のスタンスも持ちたいと思います。
イベントを終えて外に出るとすっかり薄暗くなっていました。
伊勢丹に寄りたかったので、京都駅へ向かいます。
夜の河原町は観光客で大賑わい。
京都駅行きのバスもぎゅうぎゅうだったので、歩いて駅まで帰ることにしました。
河原町通りは人が多くて歩くのも大変そうだったので、一本逸れた道を行くことに。人通りが少ないと思いきや、すれ違う人ほとんどが外国人観光客で、こんなところまで観光客の波が…と驚くばかり。
オーバーツーリズムが問題視されている昨今、数年前とはまた違う京都の街を見た気がします。京都に住んでたら大変そうだな。
それでもやっぱり京都大好きなので、また何かと理由をつけて遊びに来たいと思います。