見出し画像

#10 後悔の多い人生は豊かな人生

ある方のnoteを読んでいて、その中である2つの文が目に留まりました。
「後悔の多い人生は豊かな人生」
「後悔は、自分で考えて決断して、行動している証拠になる」
この2つの文について感じたことを今回は綴ろうと思います。


後悔とは

そもそも後悔ってなんだろう。
後悔という感情はどのような状況で生まれるのだろうか。

僕の中の後悔の定義は、
「何かを選択した時、もう1つの選択肢にしておけば良かった」
と思うこと。
つまり、後悔する=失敗した 
後悔するときは失敗した時だし、そもそも成功すれば後悔なんて概念は生まれないと思うから。

ちなみに約1年前の僕は、後悔のない選択をしたい
と考えていました。
詳しくはこちらの記事へ⇩

https://arxcs.jp/interview/arxcs-magazine-vol-010/

1年前は、やる、やらないで迷ったら「やる」を選ぶ、「挑戦すること」を選ぶということ言っていたのだと思います。恐らく。

でも今の僕は当時とは違う考えを持って生活しています。


誰しも必ず経験する

先ほどの記事から1年が経ち、様々な経験をしてきました。
刺激のある経験が多かった1年だったなって。

その経験の中で後悔したこともありました。
後悔のない選択をしたい と言っておきながら。
その時に、「後悔は必ず経験するんだな」と思ったのです。

今までの人生で後悔をしなかった人は皆無に等しいと思います。
だからこそ、僕たちは「後悔しないように生きる」などと言うんだと思います。
成功しかしたことない人は後悔なんて言葉すら思い浮かばないでしょ。
でも、人は後悔する生き物です。僕のように後悔しないようにと言っていたとしてもします。

そう思ったので僕は、
「後悔はする。じゃあそれをどう次に生かすか」
という思考に変わりました。

後悔したのなら、「そのパターンはダメなんだ」と学ぶことができる。
「次はこうしよう」というアイデアが生まれる。
「じゃあそのために今はこうしないといけない、これをやらないといけない」という考えになり、行動する。

それに気づくこと、考えることが大切なんじゃないかと思うようになりました。


「後悔の多い人生は豊かな人生」

本題です。
「後悔の多い人生は豊かな人生」は本当にそうでしょうか?

僕はそうではないと思います。
そうではないというと語弊があるかもしれません、正しくは自分がそうさせているだと思います。

後悔がないほうが豊かな人生を送れると思います。 (そんな人はめったにいないと思いますが)
だって成功しかしてないから。
やりたいこと何でも成功したほうが楽しいんじゃね?
思ったことが全部うまくいくって楽しいじゃん?って思うから。

じゃあ、自分がそうさせているってどういうこと?

それは、後悔を無駄にしないということ。
何かに挑戦する時が来た時、あの後悔があったから成功できた、と思える。
あの後悔を経験したから今がある、と思える。
それは後悔を無駄にしていないと言えます。
もし、そう思える時が来たのなら、それは豊かであると思います。


「後悔は、自分で考えて決断して、行動している証拠になる」

じゃあ、この言葉は本当か。

僕は違うと思う。違くはないけど、これだけじゃない。

考えて決断して、行動 までは同じでただ結果が違うだけなんじゃないか。
だから、
「成功も後悔も、自分で考えて決断して、行動している証拠になる」
というのが正しいと思う。


考える、決断する、行動するという過程があることで人は成長する。
その過程が人を作っているのだと。
それが自分の人生を豊かにしているのではないかと僕は思います。

僕的には後悔はしないに越したことはないと思いますけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?