プラットホームの"成長モデル"
その事業は伸び続ける?止まる?
事業の「伸び続ける」と「止まる」の境界線に向き合う
伸びる"成長モデル"とは?
創業3年、広告宣伝費を同額投下、急成長したA社、B社、C社の3社でいざ検証!
数字は嘘をつかない!「伸び続ける」のはC社!
それ、本当ですか?
一本線を引いてみる
売上高の新規顧客とリピート顧客の境界に一本線を引いて、"成長モデル"とその"判断指標"を定義
成長モデル
1.フローモデル : リピート顧客が離脱
2.ストックモデル : リピート顧客が残る
3. 複利モデル : リピート顧客が残り、より買う
判断指標
ARR: Annual Recurring Revenue
= 当年リピート売上高 ÷ 前年売上高
ROAS:Return On Advertising Spend
= 当年新規売上高 ÷ 当年広告宣伝費
3つの"成長モデル"
1. フローモデル(C社) ➡ 23年 95億(CAGR+10%)
2. ストックモデル(B社) ➡ 23年 125億(CAGR+30%)
3. 複利モデル(A社) ➡ 23年 198億(CAGR+45%)
将来の売上高は複利モデルのA社がC社を圧倒!
なぜフローモデルが人気?
複利モデルよりも、なぜフローが人気なのか?
フローモデルの利点(果実)
〇 立ち上がりの容易さ
・新規獲得が容易。逆に、顧客離反も容易だけど…
〇 成長のスピード
・3年目の売上高はフローが断トツ。逆転は5年…
〇 財務会計の評価
・財務では複利を生む顧客アセットを評価できない
まとめ
"成長モデル"の選択
成長モデルの選択は市場選定と同様に不退転の意思決定。事業家に託された最大の役割でもある。安易に選択することなく、魂を込めて選択したい
"複利モデル"の覚悟
複利モデルを目指すなら、フローの甘い果実に惑わされず、将来を見据えて、狂気なまでに"複利"にこだわる覚悟を持って選択すべき
"複利モデル"と顧客価値
Amazon(eコマース)、Salseforce(SaaS)など "複利"の雄は、顧客価値(Customer Obsession/Success)を徹底的に追求する。「顧客が残り、より多く買い続ける」エンゲージメントの高い顧客アセットが複利モデルの基盤であることを熟知しているから
おまけ:「ビール」が気になるあなたへ
新しいビールが注がれると泡が立つ。でも、飲めるのは泡が弾けて残った分だけ。お店のビール1杯が「お得」かは、泡と液体に線を引いて、泡の量に騙されず、飲めるビールの量で判断しましょう!
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