爆烈モー子

見た目は姉ギャル。 中身はサブカルクソ女。

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最近の記事

本の話

本の虫。 小学校低学年の頃から母にそう呼ばれていた。 登下校中の道すがら本を読みながら歩いていた。 夢中になりすぎて電信柱に頭をぶつけた。 二宮金次郎像のような小学生だった。 きっかけは赤川次郎。 学校の図書室にある赤川作品を全て読み漁った。 今でこそ好きなジャンルは推理小説にとどまらなくなったが、当時は探偵ものが大好きだった。 私の父は相当な読書家だった。 母からしばきまわされることが教育だった我が家では、父親っ子になるのは当然の流れであり、読書をしている

    • 眠らない街

      眠らない街『歌舞伎町』 たくさんの繁華街がある日本において、異質な雰囲気を持つ街。 私は歌舞伎町に救われた。 この世に生を受けて今年で23歳になるわけだが、ハードモードな人生が板についてきた節がある。 3年ほど前、生まれて初めて家も金も友達も失った。 男を見る目がなかった。 もっと言えば他人を見る目がない。 よく男運がないなどとほざく女がいるがそれは間違いだ。 男を見定める眼が曇っているかそもそも無い。 例に漏れず私もそのパターンである。 全てを失った私は

      • 林檎愛

        椎名林檎が好きだ。 小学校に上がる前、厳しい両親の目を盗んで見ていた深夜帯のアニメがあった。 小学校5年生の時、初めて自分でCDを買った。 椎名林檎のアルバムだった。 彼女の歌を聴いた瞬間、あのアニメが脳内で再生された。 主題歌だった。 そのCDはジャケットに惹かれて購入しただけだった。 私は運命だと思った。 林檎嬢の何が好きかって、歌詞にストーリー性があるところ。 そこ?ってところで漢字表記になるところ。 自作自演屋って自分で言っちゃうところ。 椎名林