見出し画像

クソおもんない君たちに足りたいのはクソオシャレな服でもなくクソおもんない創作活動です。

これはつい最近の話になるのだが、大学で友人が少ない僕にも奇跡が舞い降り、友人の紹介で恋人を募集している女の子とのご飯に行かないか?と誘われた。
巷で話題の〇〇の紹介で付き合いましたみたいなやつだ。

当日になり、紹介してくれる友人、その女の子、そして初めての機会で若干緊張気味な僕を連れ居酒屋に向かった。

畳の上に3人が座り、店員さんがハイボール、レモンサワーを入れた3つのグラスを運んできた。

「乾杯」

その掛け声で始まった。恋人探しという戦が。
友達の紹介で付き合いましたというエピソードの前々から懐疑的だった僕は心の中で眉間に皺を寄せながらハイボールを一口飲んだ。普段からアルコールを飲まないせいか僕は実際に眉を顰めていたらしい。

次第に酔いが回り、お互いの趣味は何か話す流れになった。

「戦で大事なのは戦略だ、戦略を立てるには相手を知ることが大事なんだ。」僕の心の小さな李牧がこう言った。


「相手を知るためには、自己開示をまずしなくてはならない。これは1+1が2であることくらい当たり前だ。」僕の心の恋愛博士、湯川学がこう言った。

ここは僕が先人を切って話したるぞ!!!
「趣味か〜週6回筋トレするくらい筋トレが好きで、あとは写真撮るのが好きやな〜インスタほぼ写真ばっかになっちゃうけどね(笑)」
こんな感じで軽く自分のやっていることと好きなことを話し、やれ筋トレすごい!!だの写真綺麗!!だの褒められてあまり悪い気分もしなかったし、会話も弾んだ。
「しめしめ、、やはり自己開示は大事なんだな、ニチャア」
僕の心の鼻の下を伸ばした二宮金次郎がものすごい勢いでメモをとった。
よしよし順調だ。そう思っていた。

「〇〇ちゃんは何か趣味とかあるの??」
さあ教えてくれ!!僕は君のことが知りたいんだ!!僕は祈る・・・・


「んん〜ないかな〜」

いや、無いんかい。


僕の1+1が2ではなく0になった瞬間だった。これには湯川学もお手上げだ。
そこからさらに旅行なりコスメなり好きなものはないのか聞いてもどれもあまり興味がないと言われてしまった。
正直僕のトークスキルが低かったのが原因なのだろうが、趣味や好きなこと、打ち込んでいるものがない人は僕が思っている以上に魅力に欠けるのかもしれないと感じた瞬間だった。


ここから今回の失敗も兼ねて他人から魅力的に映る人間、つまりおもろい人間はどうなんだろうか僕の独断と偏見で考えた。
結論から言うと
「クソおもんないやつに足りないのはクソイカした服でもなく、クソおもんない創作活動である。」
と言うことだ。
20歳になったいま、顔がいいだけで付き合う人はあまりいないはずだ。高校生になったら足が速い男の子を好きにならないのと同じように、顔がいいだけで好きになる人も少なくなるはずだ。
ではおもろいやつとは何か。僕がここで言うおもろいとはfunnyではなくinterestingの方だ。
僕が思うに、おもろいやつとは創作活動をしている人だ。

創作活動と聞くとまた高尚なものに思われるかもしれないが、そんなことはない。
確かに洋服が好きで下北沢によく行き値の張る古着をきたり集めたりするのもそこに情熱があれば素敵な趣味だと思う。だが人間、情熱があればそれについて伝えたり、それを自分で作ってみたりしたくなるものだ。だから例えば古着が好きな人もみんなにその良さが伝わるように面白い文章を推敲すればそれは創作だと思うし、僕はそう言う人に惹かれる。
僕も写真を見るのが元々好きだったけれど、こんなの一眼レフがあれば俺でも撮れるわ!!と思って始めたが、実際は全く違くて写真を撮るのは想像より難しくて、設定が色々あって・・・・・・・
自分の趣味をお金の消費、時間の浪費からそれを自分自身で創る方向に変えるだけで朝から晩まで話ができるほど多くのエピソードができる。


僕は大学2年生でまだ就活を始めていないから何言ってんねんオマエとなってしまうかもしれないが、恋愛と就活は共通点がある気がする。
その共通点とは
「世の中にこんなに男(人材)いるのに、あなたを選ぶ理由ってなんですか?あなただけが持つ魅力ってなんですか?」

と尋ねられているということだ。
僕が創作にこだわるのは創作活動は結果的に僕だけが持つ魅力を創ることになるからだ。個性が生まれるのである。
就活だとTOEIC700点以上だとか、留学経験とかがあると有利だと言われているが、正直前者はある程度の時間と頭があれば、後者は金があれば誰でもできる。世の中にごまんといるだろう。
恋愛でいえばそれがオシャレな服なりアクセサリーに当たる。十分なお金があれば誰でも手に入る。つまり君の代替人材は無限にいると言うわけだ。
では僕らの誰にも奪われないものはなんだろうか。
それは僕らの人生だ。
その人生を色鮮やかで唯一のものにするのが創作活動だ。
大半の大学生がサークル活動、飲み会、就活のネタづくりに勤しんでる中、自分のやりたいことを突き詰めればモノクロの写真で赤い傘が映えるように、僕らはおもろいやつとして目立てるはずだと僕は思う。


下手で汚くてどうしようもなくてクソおもんなくても、自分がやりたい創作をクソまじめにしよう。

それでは良い1日を。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?