あまりに寒い冬と大好きだった犬と私
寒い。あまりに寒い。
幸い雪はそこまで降らず積もらずだけれど、外気はナイフみたいに肌に刺さる!地域柄乾燥が酷くて、クリームを塗っても塗ってもすぐにかぴかぴになっていく。
地球は私たちをどうするつもりなんだろう!
寒い冬、最近ふと思うことがある。
子どものころに飼っていた犬のこと。柴犬を飼っていた。大好きだった。
あのころは、柴犬は番犬だから外で飼うのが当たり前だった。どこの家もよっぽど大きな台風が来ない限り、犬は外にいた。
通学路で思いがけないところに犬が飼われていて、急に吠えられて驚いたことが何度あったことか。
とにかく犬は外にいて、雪がたくさん降っても、太陽がギラギラしていても、雨が降り続いても外。うちの犬は一応物置の大きな屋根の下にいたけれど、それにしても心許ない犬小屋ひとつが居場所だった。
こんなに寒いと思い出しちゃう。胸がぎゅってなる。
寒かったかなぁ…。家に入れてあげればよかったなぁ。あの頃の当たり前を疑って、思いやってあげられたら良かったなぁ。
それでも長生きしてくれて、私が小学生に入ったばかりの頃から成人するぐらいまで生きてくれた。犬にとっては外にいることがふつうだから問題なかったのかもしれないけれど…。気になる!!
(最近YouTubeで見る柴犬、ほとんど家の中にいるから余計に思っちゃう…今って外にいる犬いないのかなぁ)
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