ラジオのパーソナリティをやってみたい

 なんか漫才の入りみたいなタイトルになってしまったが、そういうことである。最近、勉強したり課題やレポートを消化したりするときにインターネットラジオを聴くようになった。きっかけは「もののけ」氏の「深夜ラジオを聴き続けて放送委員になった奴」という作品である。私は実際に深夜ラジオを聞いたことはないが、なぜか「あるある」と思ってしまう、そんな素晴らしい作品だった。この作品に出合ってから、ラジオが程よく一人時間の寂しさを紛らわせてくれると気づいた。最近は「匿名ラジオ」を繰り返し聴いている。一番好きな回は「最高の親友をつくる」回。

 さて、こういうわけで私は絶賛ラジオに嵌り中なわけだが、そうすると自分でもやってみたいなという意欲がわいてくる。youtubeでもニコニコでも生放送はできるし、そもそもネットラジオは生放送でなくても良い。簡単にこうしたことにチャレンジできる時代になったのは良いことだ。

 かといって簡単に始められるかと言ったらそういうわけにもいかず。そもそも私の一人語りが面白いだろうか?面白くするのがパーソナリティの仕事なのは重々承知しているが、コミュ障の私が面白いトークを繰り広げようとすると、テーマの選定をかなり慎重に行わなければならないだろう。

 できることなら友人と一緒に2,3人でだべっている様子を録音できたらよいのだが、そんなことに付き合ってくれる友人はいない(保身のために言っておくが全く友達がいないわけではない。念のため)。人探しから始めるのか。大変だな。


 ラジオにはお便りがつきものだ。リスナーの方から送られてきた話題について触れ、そこからうまく話を膨らましていくのにはかなりの技術がいるだろう。今この場で同じようなことをやれと言われても3分と持たないのは目に見えている。あれできる人って頭の中どうなっているんだろう。話しながらどんどん次の展開を考えているのだろうか?だとしたらよく話すの止まらないな。


 やりたいこととできることの乖離は非常に悲しい。だからこそ人間は努力するのだろう。私もその段階に早くたどり着きたいものだ。

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