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ジェンダーフルイド(ジェンダーフリュイド)とはどんなジェンダーのなのか

僕のジェンダー、セクシュアリティは

  • ジェンダーフルイド

  • マセクシュアル

  • リスセクシュアル

  • マロマンティック

  • クワセクシュアル

になります。

そこで、今回は僕のジェンダーになる『ジェンダーフルイド』についてお話いたいと思います。


ジェンダーフルイドの話をする前に知っておいて欲しいこと

ジェンダーフルイドの話前に、皆さんは、Xジェンダーという日本発祥のジェンダー用語やノンバイナリーというジェンダー用語をご存じでしょうか?

ノンバイナリーは、宇多田ヒカルさんがカミングアウトしたことで、話題になったのでご存じの方もいらっしゃると思います。
ただ、Xジェンダーって当事者の方が使っているので聞いたことはあるけど、詳しくは知らないなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

僕が、過去に書いた記事に、Xジェンダーノンバイナリーについて書いたものがありますので、一読いただけたらと思います。

Xジェンダーノンバイナリー『第三の性』と言われています。

Xジェンダーは、男性にも女性にも属さないとする人たちが自認する性として使っているジェンダーになります。

  なので、核になっているは

  •  性自認

になります。

ノンバイナリーは、男性にも女性属さないとするというところはXジェンダーと似ているのですが、自分を表現する性別についてまでも含めて、男性、女性のジェンダー二元論に当てはめないとする考え方のジェンダーになります。

なので、核になっているのは、

  •  性自認

  •  性表現

となります。

それで、ジェンダーフルイドはどう関係してくるかというと、ジェンダーフルイドも第三の性に属するというところです。

そこで、早速、ジェンダーフルイドについてお話ししていくことにしたいと思います。

ジェンダーフルイドとはどんなジェンダーなのか

ジェンダーフルイドとは、自認する複数の性別の間で性別が揺れ動くということが特徴のジェンダーになります。

このジェンダーが揺れ動く状況は、

  • 状況によって変わる

  • 不規則に変わる

  • 場面によって変わる

など、様々です。

では、前出のXジェンダーと、どこが似ているのかというと、Xジェンダーは

  1. 自分が男性と女性の中間地点にいると感じる「中性」

  2. 自分が男性でも女性でもあると感じる「両性」

  3. 自分が男性でも女性でもないと感じる「無性」

  4. 自分が(男性や女性、Xジェンダー中性などの)複数の性を行き来していると感じる「不定性(流動性)」

という説明ができます。
この中の『4.不定性(流動性)』がジェンダーフルイドと非常に似ています。

ただ、Xジェンダーは日本で生まれたジェンダーなのである点、ジェンダーフルイドは英語圏で生まれたジェンダーあるという点が異なってくるというところです。

それでは、ノンバイナリージェンダーフルイドはどういったところが似ているのでしょうか。

近しいところはズバリ、Xジェンダーと同じ『不定性(流動性)』になります。

ただ、ノンバイナリーには、男性、女性といった性別の概念がありません。
ジェンダーフルイドには男性、女性といったの性別の概念が存在します。
なので、不定性・流動性といっても全く異なってくるのです。

ジェンダーフルイドの性表現(ふるまう性)とファッションについて

ジェンダーフルイドの当事者の人は、時と場合によって性自認が変わっていくジェンダーであることはお話しましたが、ジェンダーフルイドの当事者の人たちは

  • 性自認が変わったときにファッションを変えることはあるのか

  • 性表現(ふるまう性)を変えることはあるのか

といったことが気になると思います。

当事者の本音を言えば、

  • 性表現(ふるまう性)

  • ファッション

を『変える人もいるし、変えない人もいる』と、いうところです。

性表現、ふるまう性、ファッションはジェンダーフルイドだから、ノンバイナリーだから、Xジェンダーだからといって、変えるかどうかは人によって異なります。

なので、自認する性似合わせた恰好をしなければならないわけではないですし、自認する性に合わせた体にしなければならいわけでもないのです。
ましてや、自認する性に合わせた性表現やふるまいをしなければならいわけでもないのです。

ジェンダーフルイドについて書かれてサイトの紹介

ジェンダーフルイドについて書かれたサイトについて紹介しておきたいと思います。

まとめ

ジェンダーフルイドとは、

特定の性別の間で性自認が揺れる人たちの性別(ジェンダー)になります。

性自認に関しては、性別二元論の男性、女性は存在しています。

なので、第三の性といっても男性でも女性でもない人ではないのです。
そして、性自認が男性、女性の間だけで揺れる人もいれば、そうでない人もいます。

ジェンダーフルイドの人の中には、聞いたこともないようなジェンダーと生まれながらのジェンダーで揺れ動く人がいることも知っておいて欲しいと思います。

ジェンダーフルイドについて覚えておいて欲しいのは、

ジェンダーが状況や場面であったり、不規則に変わる(揺れる)ことのあるジェンダーがジェンダーフルイド(ジェンダーフリュイド)

だということです。

今回は、難しい話になってしまったかもしれませんが、皆さんの参考になればと思います。


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