発酵と腐敗の狭間で。
このところ畑やコンポストに気を取られ、菌のことがおざなりになっていたKozです。
日々の菌活は継続中〜
今日は久しぶりに菌活のことを書こうと思います。
最近のブームは乳酸発酵。
何でも塩水に入れて数日待つ。ただそれだけ。
好きな食べ物トップ3に入るフライドポテト。
大好きなのです。
そうだ、発酵ポテトにしよう!
そう思ってジャガイモを塩水にin
何日目が1番美味しく食べれるか?実験も兼ねて。
ジッパー袋に入れて常温放置。
2日目
水も濁ってぷくぷく泡が出てきます。発酵の合図♪
イモはギュッと身が締まった感じ。
試しに揚げてみる。
んー、物足りない。まだまだ。
3日目
袋を開けるとなんだか妙な臭い。イモはしんなり柔らかい。
揚げてみる。
おぉ〜!酸味と塩味がいい感じ!
レシピによると、発酵期間は3日。チーズのような味とかサワークリームのような味と書いてあったケド、これが正解の味なのか?
もっと美味しくなるかも?と淡い期待を抱いて
4日目
袋を開けた瞬間、くさいーーーーっ!
牛舎にいるよう。この例えわかるかなぁ?
飼料の臭いというか、獣の臭いというか、、、
コレは腐敗なのか?失敗か?
イモは、所々欠けている。というより溶けている?発酵により分解された模様。
加熱したらどうなる?好奇心に駆られ、恐る恐る揚げてみる。
やっぱりくさいーー!
仕上がりはめちゃくちゃいい感じ。
外はカリッと中はホクッと!
気になるお味は、、、
チーズでもサワークリームでもない。
飼料の臭いが鼻から抜ける。。。
加熱しても、臭いも味も変わらなかった〜
やっぱり3日目が美味しさのMaxだったね。
でも何だろう?臭いんだけど、クセになる。
いつの間にか完食してたw
しかし腐敗だったのか、発酵なのかは謎。
だから調べてみました。
腐敗と発酵の違い
発酵:微生物が人間に有益な物質をつくりだすこと。
腐敗:微生物が人間に有害な物質をつくりだすこと。
お腹壊さなかったから腐敗ではなさそう。
もうちょっと調べてみる。
発酵も腐敗も、「微生物が活動して食品を変化させる」というメカニズムは同じ。その結果が人間にとって好ましく有用なものを「発酵」、不快で有害となるものを「腐敗」と呼んでいるだけのちがいなのです!
微生物が働くメカニズムは同じで、「発酵」か「腐敗」かをジャッジしているのは、あくまで人間の主観。
ほぉ〜!なるほど。驚きの結果!
今回の4日目のイモは、臭いけどクセになって完食した。よって私の主観は【発酵】
いやぁ〜、ジャガイモのおかげでまた一つ発酵について学べました。
発酵で五感を鍛えることができそうだ!
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