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【No.6】守備連動「2-4-1」マスター編

久々の更新となりました!
このマガジンを購入して頂いた方がいたこと、本当に嬉しく思います。
あと7~8本は追加する予定ですので、これからもよろしくお願いします!

さて、今回は組織的な守備連動についてです。

「少年サッカーの育成において最も重要なことは何か?」という問いがあったとして、指導者の皆様はこれに答えることができますか?

私は「これが最重要だ!」と言うことはできませんが、チームスポーツである以上、守備の連動は8人制による試合を行うようになる年と同時に指導するべきだと考えています。

いくらドリブルやパス、シュートなどの攻撃要素のレベルが高くても、チームで相手からボールを奪うことができなくては、それらのスキルは何の価値も持ちません。かといって守備ばかり練習していても試合には勝てないので、そこのバランスを考えながら私は指導しています。ただ、はっきりしておきたいのは8人制であれば、どんなに上手くても守備ができない選手は試合で起用しづらいということです。

以前の記事で紹介した通り、このチームでは局面での守備のトレーニングはクリアしています。また、チーム全体での守備意識をつけるトレーニングも前回の記事で紹介させていただいたので、今回は私が率いるチームが採用していた「2-4-1」専用の守備連動について解説します。

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