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ニンジャスレイヤーTRPG:シナリオ案『アマクダリ・ライフライン』

初めに

 このシナリオは「ニンジャスレイヤーTRPG」のプラグイン環境に対応したシナリオである。能力値合計20~30程度のニンジャ3人での挑戦を想定している。また、このシナリオはニンジャ同士の1対1戦闘を扱っており、該当するシチュエーションでは独自の特殊ルール『イッキウチ』が採用される。そのためNMは『イッキウチ』の詳細について事前に募集文などでPLに伝えておくことが望ましい。難易度が高く、キャラロストの危険が大きいことにも注意。想定される所要時間は1時間半~3時間程度。

NM向け記号解説
:「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」
のような「:」から太字の文章が続く形になっている文は、シナリオの進行に合わせてNMが読み上げる文であることを意味する。「:」の前に発言者の名前や、読み上げるにあたっての条件が書かれていることもある。通常の太さの説明文の中に、太字の「セリフ」が挿入されることもあり、その場合は前後の文章を見てその「セリフ」を、いつ、だれが発するべきなのか判断すること。

「イヤーッ!」(命中判定)「グワーッ!」
のように、内部に判定や条件が書かれた()で文章が区切られている場合、判定が成功するか、シチュエーションが条件に合致していないと、それに続く文章は読み上げられない。

<DKKが最も高いキャラクター>の前に、赤黒い影が現れた。
といった「条件」が<>で囲まれている箇所が出現した場合は、そこにその条件に適合するキャラクターの名前を入れる。

 これらの文にはNMの判断により、自由に修正を加えて構わないが、重要な情報が失われないように注意すること。

ダンゴウ

:あなたたちはソニックブームの指示でトコロザワピラーの一室に向かっており、その途中で同じくソニックブームに呼び出されたと思われるニンジャ達と遭遇した。これから同じ任務を受ける者同士、まずはアイサツを行うべきだろう。

ここでNMは適当にロールプレイの期間を設ける。一通り終わったらシーンを進めること。

ソニックブーム:「おう、来たか。ドーモ、ソニックブームです」

ソニックブーム:「今回テメエらにやってもらうミッションは、俺様から見ても、ちっとばかし危ねえ。しっかり説明してやっから、死にたくねえなら心して聞けよ?」

ソニックブーム:「サキハシ都知事の野郎が社会実験だとか抜かして『ゼン・ドーム』ってのを山奥におったてるプロジェクトを始めた。なんでも内部で自給自足が可能な自然と調和した居住地で、技術力のプロモーションになるからと、複数の企業が協力に名乗りを上げてるんだと」

ソニックブーム:「が、調べてみるとどうもうさんくせえ。プロジェクト用のUNIXを外部のネットワークから徹底的に遮断してるらしく、ダイダロス=サンでさえ簡単には状況が見通せねえようになってやがる」

ソニックブーム:「で、うちのニンジャ、ハスタティ=サンを調べに向かわせてみたんだが、しばらく調査を続けた後、突然音信不通になりやがった。そいつの端末から送られてきた最後の音声データがこれだ」

:ソニックブームの端末から聞こえてきたのは、とてつもない質量の何かが激突したかのような、激しい衝突音と『サヨナラ!』という断末魔の声であった。

ソニックブーム:「......まあ、完全な無駄死にってわけじゃねえ。そいつがそれまでに送って来た情報からは、プロジェクトを進めるための足掛かりとして建設が進められている三つの発電所が、それぞれニンジャに守られていることが分かった」

ソニックブーム:「曲がりなりにもネオサイタマの都知事だ。そりゃ、周りにニンジャだっているだろうよ。だが、これだけのニンジャがソウカイヤに気付かれもせず、こんな山奥に集まってるっつうのはちっとばかし異常だ」

ソニックブーム:「それで、だ。察しはついてると思うが、お前らには今回、ハスタティ=サンの後を継いで『ゼン・ドーム建設予定地』に向かってもらう。とは言っても今回のお前らのミッションは調査じゃねえ。発電所を破壊して、件のプロジェクトを潰してくることだ

ソニックブーム:「モタモタ調べまわってりゃ、また同じ結果になりかねねえからな。それにここまでのことがあったんだ、裏になにがあるにせよ、シンジケートにとって歓迎できねえもんなのは確かだろうぜ」

ソニックブーム:「それで、敵についてだが......おそらく発電所の連中は、テメエらなら十分やり合える。情報が少ないもんで、ハッキリとは言い切れねえが、なにしろハスタティ=サンが周りをウロついてるってのにカラテもせずじっとしてた連中だからな。問題はアンブッシュしてきた奴だ」

ソニックブーム:「俺様のカンだが、こいつはおそらく、テメエらにはちっと荷が重い。そこでだ、テメエらは全員で固まらず、1人ずつそれぞれの発電所に別れて向かい、適当に荒らしたらとっとと帰ってこい。戦力を分散させるのは基本的にまずい手だが、今回は手っ取り早くコトを済ませるのが優先だ」

ソニックブーム:「さて、何か質問はあるか?」

ここでNMは質問タイムを設ける。

ソニックブーム:「もう質問はねえな?よし、行ってこい」

情報収集

:あなたたちは問題のプロジェクトが進められているミアゲ山へとたどりついた。深い霧がかかっているが、ニンジャであるあなたたちの五感は件の発電所の位置と、各所に配置された電子機器の存在を容易く把握できる。さらに詳しい事を知りたい場合、これらの電子機器にハッキングを試みてみるのもよいだろう。

:ここでPLのうち1人は【ハッキング】判定を行ってもよい。判定後、判定に含まれていた出目6の数まで発電所を指定し、そこにいるボスのデータと、各発電所に存在する特殊マスの情報を知ることができる。また、出目6を3個以上出しゼン・ドーム建設予定地に存在する全発電所の情報を得た場合、追加でボーナス情報を得ることができる。
ボーナス情報『DRAGON_BAIN
:ゼン・ドーム建設予定地が密かに『DRAGON_BAIN』なるアカウントと連絡を取り合っているのを知ることができる。傍受した通信を読むことでDRAGON_BAINは各発電所を担当している3人よりもはるかに強いニンジャであり、有事の際、ゼン・ドーム建設予定地を含む、様々なポイントへと脅威の排除に駆け付けられるよう待機していることがわかるだろう。全員の戦闘が終了し、合流ロールプレイが終わった時、D3+1を振り、その結果が経過ターン未満なら帰還前にNPC『ドラゴンベイン』との戦闘が発生する。ただしこの情報を得ている場合、外部への報告をハッキングにより妨害しておくことができるので、経過ターンが1少ないものとして扱われる。

突入

:各発電所での戦闘では以下二つの追加ルールが適用される。
特殊ルール:イッキウチ
:このルールの適用下では1ターンの処理が次のような形となり、ルールが以下の様に変更される。
『回避ダイス回復』→『先行行動』→『後攻行動』→『先行行動』→『後攻行動』

:『連続側転』の回避ダイスボーナスが+1になる。つまり、2回の手番で両方とも
 連続側転して初めて場合通常通り+2となる。

:アトモスフィアは各戦闘ごとに管理する。
士気:それぞれの発電所には他の発電所の現状を示すランプがついておりこのランプの消灯は該当する発電所が陥落したことを意味する。これはお互いの士気に大きく影響し、ターン開始時に得られる回避ダイスがソウカイヤ陣営は+Xされ、アマクダリ陣営は−Xされる。Xの値は消灯しているランプの数に等しい。

三つの発電所

発電所マップ

発電所マス

PCたちはこのマップで並行して3人のボスニンジャと戦う。ターンの同期は各ターン終了タイミングで行う。戦闘を並行して処理する方法としては以下のようなものがあるだろう。NMは自身のタイピング速度などと相談し、適切な手段を選択すること。
:部屋を発電所ごとに分け、1人のNMがそれぞれ同時に進行する。負担が大きい。
:毎ターン『火』→『風』→『水』と1マップずつ進行していく。負担が少ないがPLの待ち時間が長め。
:部屋を発電所ごとに分け、複数人のNMでそれぞれ同時に進行する。人数が必要。

発電所『火』

◆ファイアリアクター(種別:ニンジャ)近接6 回避6
カラテ     4  体力    6
ニューロン   5  精神力   5
ワザマエ    2  脚力    4
ジツ      4  万札   10
スキル:『特殊近接ステップ』『常人の三倍の脚力』『滅多打ち』
装 備:『フルヘルムメンポ』『タクティカルニンジャスーツ』
ジ ツ:『☆カトン・ジツ』『★カトン・パンチ』
サイバネギア:『生体LAN端子』『テッコ』『ジツ拡張サイバネ』

◇高熱マス:『カトン』と名の付くジツを持たないニンジャがこのマスで能動的行動に失敗した場合、	
 回避難易度NORMALの『火炎ダメージ1』を受ける。	

:<発電所『火』に向かったPC>は巨大な煙突の備え付けられた火力発電所と思われる施設にたどり着いた。その正面には巨大な鉄の扉が備え付けられている。

の奥では、赤熱した鉄板の上で1人のニンジャがザゼンを組んでいた。

:「ドーモ、ファイアリアクターです」

発電所『風』

◆ウインドリアクター(種別:ニンジャ)遠隔9 回避7
カラテ     3  体力    5
ニューロン   2  精神力   4
ワザマエ    5  脚力    3
ジツ      4  万札   10
スキル:『タツジン(スリケン)』『スリケン高速生成』
『スリケン急所破壊』『ニンジャ動体視力』『時間差』『マルチターゲット』
装 備:『パーソナルメンポ』『タクティカルニンジャスーツ』
ソウル:『遠隔攻撃系ニンジャソウルLv4』
サイバネギア:『生体LAN端子』『クロームハート』『ジツ拡張サイバネ』

◇高台マス:移動フェイズ中、このマスに繋がる緑線を下から上へ通行した場合その場で移動が終了する。

:<発電所『風』に向かったPC>は巨大な風車が備え付けられた塔のような建物へとたどり着いた。その正面には巨大な鉄のが備え付けられている。

の奥では、部屋の奥に備え付けられた高台の上で風車めいたメンポのニンジャがあなたを見下ろしていた。

:「ドーモ、ウインドリアクターです」

発電所『水』

◆アクアリアクター(種別:ニンジャ)近接6 回避7
カラテ     6  体力    6
ニューロン   6  精神力   7
ワザマエ    4  脚力    4
ジツ      4  万札   10
スキル:『ツジギリ』『一瞬の勝機』
装 備:『高速振動ナイフ』『パーソナルメンポ』『伝統的ニンジャ装束』
ジ ツ:『☆ジェット・スイトン・ジツ』『★ジェット・ブースト』
サイバネギア:『生体LAN端子』『ヒキャク』『ジツ拡張サイバネ』

☆ジェット・スイトン・ジツ:『☆ドトン・ジツ』と同様だが『ツジギリ』の効果を適用できる。
その代わり、このジツで移動を行う際は必ず『水』マスを通行しなければならない。

★ジェット・ブースト:自身の『近接攻撃』が命中した際、【精神力】を1消費して
発動を試みられる。判定難易度はNORMAL。判定に成功した場合、術者は対象にもう一度
『近接攻撃』を行える。このジツを使用する手番では『連続攻撃』は宣言できない。
戦闘中1回限りの使用。

◇水マス:『スイトン』と名の付くジツを持たないニンジャがこのマスで能動的行動に失敗した場合、
『回避ダイスダメージ1』を受ける。

:<発電所『水』に向かったPC>は川をまたぐように作られた、奇妙な建物へとたどり着いた。その正面には巨大な鉄のが備え付けられている。

の奥へと進むと、川の流れをそのまま利用したと思われる水力発電機構の上で、ニンジャがあなたをじっと見据えていた。

:「ドーモ、アクアリアクターです」

戦闘開始

:君たちの後ろのが閉じ、ロックのかかった音がした。

脱出

ドラゴンベイン乱入判定:全員の戦闘が終了し、合流ロールプレイが終わった時、PCたちのニンジャ第六感が警告を発する。D3+1を振り、その結果が経過ターン未満なら帰還前にマップ『山道』でNPC『ドラゴンベイン』との戦闘が発生する。尚、PCたちがその場から逃げないことを選択した場合出目にかかわらずドラゴンベインとの戦闘が発生する。つまり、この時点で落とせていない発電所がありそれらへの再挑戦を希望する場合、PC達はまずドラゴンベインとの戦闘に勝利する必要がある。どの場合もPCたちは、戦闘前に所持している『消耗品』を用いた回復を行ってよい。尚、ドラゴンベインとの戦闘に『イッキウチ』のルールは適用されない。

『山道』

山道マップ

ドラゴンベイン

◆ドラゴンベイン(種別:ニンジャ)近接20 回避16
カラテ    15  体力   18
ニューロン   8  精神力   9
ワザマエ    8  脚力    6
ジツ      3  万札   30
スキル:『連続攻撃3』『連射2』『疾駆』『時間差』『マルチターゲット』『疾駆』
『肉体破壊(大型武器)』『モズ・ダイブインパクト』『ツラナイテタオス投擲』
装 備:『**ツラナイテタオス**』『パーソナルメンポ』『*ヘヴィニンジャスーツ*』
ソウル:『モズ・ニンジャクランLv3 近接+3、回避+1』
サイバネギア:なし

:**ツラナイテタオス**:『大型近接武器』『ダメージ4』『連続攻撃-1』『近接攻撃リーチ+1』
『攻撃基本難易度:U-HARD』『射撃不可』『連続側転不可』『イアイドー使用不可』『古代槍』

◇モズ・ダイブインパクト:『大型近接武器』を装備している時、移動フェイズ開始時に
【精神力】を2消費して発動を宣言できる。発動を宣言した場合、『連続側転』と同様の移動を行った後、
移動を終えたマスを中心にダメージ2、回避難易度HARDの『爆発(5×5)』を発生させることができる。
この爆発が命中した対象は続く攻撃フェイズで回避難易度が+1されてしまう。

◇古代槍:『近接攻撃』が敵に回避された時、回避判定に出目6が含まれていなかったなら
対象は攻撃を完全回避することができなかったものとみなされ『ダメージ1』を受ける。
尚、このダメージにサツバツ!の効果は適用されない。

◇ツラナイテタオス投擲:ドラゴンベインは『**ツラナイテタオス**』を『ダメージ2D3』
『回避難易度:U-HARD』『移動後使用不可』『射撃不可無視』を持つ『遠隔武器』として使用できる。
ただしこれによる『射撃』を行った場合、次以降のターンで『その他の行動』として引き戻すまで
『**ツラナイテタオス**』が収められていた武器スロットは『素手』となる。また、ドラゴンベインは
PCが全員マップ上から脱出したタイミングで最後に脱出したPCに対し『ツラナイテタオス投擲』で
追撃を行ってもよい。PC側の回避ダイスはこの射撃を回避する前に回復する。
特殊ルール:ドラゴンベインとの戦闘では3ターン目と4ターン目の開始時にアトモスフィアが1段階ずつ上昇する。

:あなたたちはただならぬニンジャ存在感によって山道の空気が張り詰めるのを感じる。

:あなた達の目の前に突如、凄まじい質量が飛来し、土煙とともに山道にクレーターを作り出した。

:土煙の晴れた後に立っていたのは、豹めいたカブトメンポのニンジャだった。そしておお、見よ!その手には『ツラナイテタオス』のルーンカタカナが彫られた、信じがたい巨大さの槍が握られている!

ドラゴンベイン:「ドーモ、ドラゴンベインです」

ドラゴンベインから逃げずに戦うことを選んだ場合、ドラゴンベインが爆発四散するまで戦うのか、ある程度ダメージを受けた場合撤退を優先するのかはNMの判断に委ねられる。撤退を選択肢に入れる場合、【体力】5以下で手番を迎えた場合撤退を優先する、といった具合にしておくとよい。ただしこの場合、逃がさず爆発四散させることに成功する可能性もそれなりに大きいので、当シナリオをキャンペイグンなどで用いており、ドラゴンベインを今後も出す予定がある場合はNM側で撤退条件を調整したり、ドラゴンベインが爆発四散しそうになった時に発生するイベントを用意しておいたほうがよいだろう。

描写案

【ファイアリアクター】

「敵対ニンジャの無害化を開始します」

カトン・パンチファイアリアクターのテッコが激しい黒煙と共に炎に包まれる。

カトン・ジツ:「イヤーッ!」ファイアリアクターのテッコから爆炎!

【ウインドリアクター】

:「あなた方の行為は無意味かつこの世界にとって有害です。よって、適切な対処を行います」

スリケン投擲:ウインドリアクターの胸部から無数のスリケンが射出され、ヤブスマめいて<対象となったPC>へと飛来する!

【アクアリアクター】

:「私には大義がある。このプロジェクトを成功させ、この世界をあるべき姿に導くための一助にするという大義が。貴様らごときに邪魔はさせんぞ」

ジェット・ブースト:アクアリアクターは周囲の水場を殺人マグロめいて飛び回り、脚部サイバネから噴き出す水流の勢いを乗せて<対象となったPC>に高速振動ナイフによる斬撃を繰り出した!「イヤーッ!」

高速振動ナイフ命中:高速振動ナイフの一閃が<対象となったPC>の肉体を大きく切り裂く!

ジェット・ブースト:そして、おお、見よ!なんたることか!水流の勢いでそのまま一回転したアクアリアクターの刃が、再度<対象となったPC>へ迫る!「イィイヤァーッ!」

【ドラゴンベイン】

モズ・ダイブインパクト:ドラゴンベインは天高く跳躍!圧倒的な質量と共にあなた達に向かって飛来する!

ツラナイテタオス近接攻撃:ドラゴンベインは間髪入れず、信じがたい腕力を振るい古代槍による死の連撃を繰り出す!

ツラナイテタオス投擲:古代槍を構えるドラゴンベインの腕に縄めいた血管が浮かび上がる。

:「イィイヤァーッ!」ナムアミダブツ!

:なんたることか!ドラゴンベインは、10フィートはあろうかという古代槍を<対象となったPC>の心臓目掛けて投擲したのだ!

:ツラナイテタオスは鎖によって、ドラゴンベインの元へと引き戻されていく。

報酬

A+.ドラゴンベインを撤退、もしくは爆発四散させた。【万札:120】を山分け。
【名声:ソウカイヤ】+5。それに加え全員が【ジツ】を除く任意の能力値を1上昇させるか、
カルマ・ロンダリング出目12の効果を得るか選べる。これによる『成長の壁』突破も可能。

A.アマクダリニンジャを3人撃破した。【万札:90】を山分け。【名声:ソウカイヤ】+3。
B.アマクダリニンジャを2人撃破した。【万札:60】を山分け。【名声:ソウカイヤ】+2。
C.アマクダリニンジャを1人撃破した。【万札:30】を山分け。【名声:ソウカイヤ】+1。
D.アマクダリニンジャを1人も倒せなかった。報酬無し。【名声:ソウカイヤ】-1。

:余暇は一律五日である。

背景

ゼン・ドームはアマクダリが来たるべき暗黒管理社会のため、様々な社会実験を行うことを想定して建設が進められており、プロジェクトにはサキハシ都知事に加え、官房長官シキタリ・シャンイチ、つまり後のマスターマインドが関わっている。

おまけ.ニンジャ名鑑

◆忍◆ニンジャ名鑑#XXXX【ファイアリアクター】◆卓◆
ゼン・ドームの「火」プラントを任されたニンジャ。元は政府によって捕獲された、ニンジャの力を得た全能感に酔いしれる無軌道なサンシタであったが、脳改造による自我研修によってアマクダリの理想を疑うことを知らぬ無慈悲な防衛機構と化している。

◆忍◆ニンジャ名鑑#XXXX【ウインドリアクター】◆卓◆
ゼン・ドームの「風」プラントを任されたニンジャ。ゼン・ドームのニンジャ達はアマクダリにとってインフラを維持するための歯車であるため、特殊なユニーク・ジツなどには極力頼らず、最低限の適性を持つニンジャをサイバネによって補助するという思想で選出されている。

◆忍◆ニンジャ名鑑#XXXX【アクアリアクター】◆卓◆
ゼン・ドームの「水」プラントを任されたニンジャ。「火」「風」の2人とは異なり、脳改造を伴う自我研修を行われておらず、高い判断力を持つためアマクダリ上層部からアマクダリ・アクシスとしての権限と、ゼン・ドームの現場判断を任されている。

セッション用Googleスプレッドシート

「山道」シートは最初から誰でも見られる場所に置かれていると都合が悪いので、「ゼン・ドーム建設予定地」のみを「別のワークブックにコピー」→「新しいスプレッドシート」と選択することでコピーし、必要になってから「山道」シートも同シートにコピーしてくることが望ましい。

利用規約

 NMはこの記事に含まれるデータを、セッション中に利用したり、自作のシナリオへ流用することができる。ただし当シナリオのデータを流用して作成したものを公開する場合、この記事を引用元として明記すること。
 リプレイ公開への制限は特にないが、可能なら事前にTwitterで「@koyazawa_ninja」に連絡を行うこと。「ダイハードテイルズ」公式以外による無断の商用利用は一部の例外を除いて原則不可。

参考資料:「ニンジャスレイヤープラス」ダイハードテイルズ

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