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3年一区切りのキャリア論

社会人になると学生の頃のように、学年だとか中学卒業→高校入学だとか、わかりやすい節目がなくなります。

ただ、これまで学生として慣れ親しんできた3年一区切りというのは、とてもわかりやすい考え方です。もしキャリアの中で自分の現在地がわかりにくくなっていたら、ぜひ3年一区切りで認識し直してみることをおすすめします

1年目(社会人1、4、7、10年目〜)

何か新しいことを始めてみるスタートの期です。あまり深く考えずに、気持ちの向くままになるべく広く手をつけてみるとよいでしょう。
むしろ、少しでも興味を持ったものは、そのままにしないで少しでも触れてみるとよいです。
もしフットワークが重いまま過ごしてしまうと翌年や翌々年に新鮮味なく過ごすことになり、タイミングを逸しがちです。
新鮮な気持ちが持てるので、行動量や思考量を多く過ごせれば、充実感が大きい年にしやすいです。

2年目(社会人2、5、8、11年目〜)

昨年から手がけていることを深める期です。
やることが明確なのでわかりやすいです。1年目の延長なので、あまり迷いがなく過ごせます。
ただ深く知るほど難しさも知ることになり、1年目のように楽しいだけではいられないかもしれません。
振り返った時に3年間で一番成長を実感できる年になりやすいです。

3年目(社会人3、6、9、12年目〜)

3年でどこまで仕上げられるかにこだわる期です。
ただ漫然と2年目の延長気分で過ごしているだけでは成長実感が持てずに、飽きを感じて新しいことをしたくなるかもしれません。
自分でゴール設定をすることが充実して過ごすためのカギになります。
一方で、新しいことに目が向くこと自体は悪いことではなく、次の新たな1年目にどんなことを手がけてみようかというセンサーを働かせておくのは大事です。
次の新たな1年目に取り組むことを考えることで、この3年間の変化や成長を実感できます。


上記、1〜3年目に起こることは、べつに正しいわけじゃないです。必ずこうなるというものではありません。
加えて、人それぞれのタイミングがあって、社会人歴で区切らないほうがしっくりくる人もいるでしょう。その場合は各々カスタマイズして捉え直してみてください。

なんにせよ、目の前のことにすっきりとした気持ちで向き合えていた方が、パフォーマンスは発揮されますし、楽しいし、充実しますよね。
こんな考え方も一つ参考にして整理してみると、もしかしたら、すっきりすることがあるかもしれません。

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