The Shimi-Watari Touring
雪国の冬の朝
条件が揃った時にだけ現れる現象があります。それもほんの数時間だけ。
それはそれは、まるで魔法のような素敵な時間
そんな時間をクロカンスキーで楽しむお話。
凍み渡り (しみわたり)
「しみわたり」とは、昼夜の気温差が激しい冬の日、昼間に溶けて水っぽくなった雪が、早朝の寒さで凍り付き、雪の上を歩くことができるようになること。年に数日しかすることができず、それなりの積雪量がある新潟などの雪国でしかできない体験だ。
HUFFPOSTより引用
今回も簡潔に説明してるサイトから引用させて頂きましたm(_ _)m ありがたい!
そうです凍み渡りです!
田舎×雪国の小学生なら誰しもが、凍み渡りの田んぼを突っ切って最短距離で学校を目指したことのあるアレです笑
普通に足で歩けるくらいなので、クロカンスキーを履いたら更に浮力が増してスイスイどこでも行けちゃいます。
トレーニング計画も重要な条件のひとつ
現象が表れたら毎回行ける訳ではありません。。
トレーニング計画が最優先です。
その日がゆっくり滑る日(低強度の日)だとドンピシャです。
完全休みの日だと、、いや、行っちゃうな笑
The Day
1月のとある日
前日までの数日間、晴と雨を繰り返した翌朝、-6℃まで冷え込む。
そしてこの日のメニューは前日の高強度の回復日。
「これは...!」
いつもより早めに出発。
染み渡れなかった場合に備えてコース発着で。
コースから恐る恐る外へ、踏み出す。
いけた!!
ペースも、コースも、すべて自由
これぞまさにクロスカントリースキー
雪の上ならどこへでも行けちゃいます。さながらマリオのスター状態☆
これ、どこか分かりますか?↓
千曲川のすぐ脇です。
某コースからこんな所まで来れちゃいます。
河川敷は滑りたい放題
至福の時でした。
レースレースの日々から一瞬解放されて、心からリカバリーできた気がします。
ヨーロッパではツアーコース
ヨーロッパはどこへ行っても、競技コースとは別のツアーコースなるものがある気がします。街と街を繋いだような、緩やかでずっと続くコースが。
そしてコースの途中に東屋みたいなものがあり、そこで焚き火して暖を取ったり、コーヒー飲んだり、おやつ食べたりおしゃべりしたり。ハイキングのクロカンスキーver.ですな。
咋シーズン行ったフィンランド Rovaniemiのツアーコース
凍み渡りツアーを開催したい!
この不確定すぎるツアーを色んな人に楽しんでもらうにはどうしたら良いものか...
もしやオーロラツアーより低確率なんじゃ。。
※調べたら、ベストシーズンのフィンランドで60%らしいです。
それよりも低い... あぁ幻の The Shimi-Watari Touring
「仕事終わりに一杯どう?」
みたいなノリで、
「明日、凍み渡っちゃう!?」