コヤノル投薬記録〜コンサータ服用前夜〜
はじめに
僕は発達障害らしいが、それを言い訳にして人生諦めることをしたくなかったので今まで言い訳せずに生きてきた。 ある意味、障害とわかっているのに、どうして病院に行かず薬も飲まないんだ?と言われるかもしれない。 理由は大きく2つある。
・自分が発達障害でないと思い込んで生きてきたこと
・発達障害は本人の気質であり、個性である
と思っていたからだ。 一つは発達障害でないと思い込んで生きてきたこと。これがひとつだろう。あるいは親がそう思いたくなかったのかもしれない。 幼い頃から僕は黄疸にかかり、5歳まで喋ることができなかった。僕は元から言語の発達が遅くこの時点である程度の発達異常があったのだが、オランダでは仲の良い子が多くいたし、良くも悪くも個人主義の風土があるので、僕が自己主張の強くても問題なかった。むしろ、自己主張が強くない方が問題なのである。 9歳の時に帰国し、日本へとやってきたが、衝突が多く発生する。オランダの常識と日本の常識には大きなズレがあるのだ。 オランダの場合だと、例えば委員会をやる時に議長も意見していいという風土なのだが、日本の場合だと議長は議長の仕事。発表する人が発表するという世界なのである。 この違いに本当に困ってしまった。僕は何でもかんでも言わないと気が済まない体質だったのでクラスでは不和を起こし、対立してしまったのである。
とはいえ、日本ではそろばん塾を入ったことをきっかけにある程度お友達ができるようになった。そろばんで問題を解くのも楽しかったし、結構充実していたように思える。 問題が発生したのは小6〜中3の頃であった。 小6の頃、そろばんが伸び悩んだ。というかもう行きたくなかったのである。
その頃から、集中してるのにどこか途中で上の空になることが多く、計算が進まないみたいなこともよくあった。 同期いや小学生にも追い抜かれることも多かった。 それが悔しくて悔しくて仕方なかった。 僕は抜けていたからそろばん塾の仲間の中ではヒエラルキーが低く女子に蹴られていた(これがきっかけで性癖がドMになったのは秘密である)。
そろばん塾では同期が県大会優勝などの好成績を納める中で、僕はこの頃から歪なコンプレックスを抱えることとなる。 その頃、僕が3年間やってきたそろばんを、たったの1年半で年下にそろばんの実力を抜かされてしまったのである。 いつのまにか、そろばんに対する熱意は失せた。 その頃、野球ゲームにハマり、野球をするようになった後、塾通いを続けており、そろばんに行かなくなってしまった。 さらにその中で1人そろばん塾の子と対立してしまい、そろばんを辞めざるを得ない状況に追い込まれた。 その結果、親とそろばん講師が対立し、そろばん塾を不本意な形で追い出されることとなってしまう。 これが自分にとっても最大のコンプレックスである。またこれ以上書くと、長くなるのでここら辺にしとくが
、自分の人生コンプレックスだらけだ。 野球部ではスコアラーだったし、卓球部では補欠でずっと声出ししてたし、モテなかったし、彼女もいなかった。ずっとコンプで仕方なく、自分には何か取り柄がないかな?と動画投稿だけはずっとやっている。でもずっと続けてても才能というかセンスはないし、努力だけはずっとしてるけど、努力が中々実らないという感じでずっと辛い思いをしているのである。 就職もちゃんとしようとしたが、全然できなかったし…塾講やらいろんな仕事をやったが、どれも長続きしない。 じっとできなかったり、これを書いてる今も泣きながら文章を書いてる途中である。 でもこれが、自分の脳の気質の問題であり、もし薬を飲んだらどうなるのだろうか? 純粋に興味が出てきたのである。
収益化について
正直、自分でもここまで僕は動画投稿に関してはかなり努力を重ねてきたほうだと思う。ツッコまれることは相変わらず多いけど、チャンネル登録は1000人超えたし、収益化も出来た。中央大学でもファンはできたじゃないか。過去の自分、ニコニコ動画で夢破れ、川に飛び込み就活には失敗し、2留してもなお、色々頑張った結果ここまでやれたじゃないか! 1000人到達までは惨めな自分を見てもらうためにここまでやってきた。 今度は惨めな自分を変えるために1万人突破を目指してやってやろうと思う。 いつも脳みそがスパゲッティが絡まるかのように混乱していて、バイトでもじっとしてられないし、掃除もできなければ、授業ではなぜかトイレに行きたくなるし、ミスはしまくるし、馬券を買っても当たり馬券はなくすし、会話ではつい「あー」とか「なんか」とかつくし、超集中モード(ゾーンに入る)以外では全く集中できない。 無論、これは今までは個性の範疇で努力不足だと思ってきた。 だが、あまりにも自分が努力の範囲で出来ないことが多すぎるので、今後は他人やアイテムを使うことによって頑張りたいと思います。 果たして変われるのだろうか?どうなるかはわからない。
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