「哲学を持たざる者はリーダーに非ず」野村元監督から学ぶ

私は企業で採用担当をしています。
対象となるのは障がい者手帳がある大学生や社会人です。

企業で採用担当というと、その範囲は“大卒担当“、“中途担当“とかではないでしょうか。多様性推進の観点から障がい者採用とか、外国人採用をする必要があると連想する方もいると思います。

私自身も障がい者採用担当をしていると、この仕事は社会貢献なのか、事業貢献なのかわからなくなる時があります。そして、いわゆる“評価をされる対象の仕事“でもないということも理解しています(企業は従業員の2.3%以上障害者手帳を持つ人を採用する法律があります)。

さて、私と私の上司にはある意味腐れ縁のようなとこがあります。上司は私の大学生時代を知っており、私も校内企業説明会でこの上司の言葉を聞き、当時"目からうろこ“を体験し、こんな人になりたいと同じ会社を選びました。紆余曲折あり、一度私は会社を離れましたが、縁があり今また部下として働いています。

今の仕事は採用のメインストリートを歩いていないことから、
経営層の関心は低いかもしれません。私も上司からどう思われているのかなと不安になることもしばしばあります。

そして、時々疑心暗鬼になることも。。。。

けれども、私は上司を先輩としても上司としても大変尊敬しています。
その理由が、この上司には“哲学“があるからです。
そして、感動させる「言葉」を持っています。

後々調べてみると、決して上司本人が作った言葉ではないこともありますが、
その“世界観“と“感動させる言葉“が、一瞬にして私の不安を消し去ります。

『いつも精力的に動いている姿、頼もしく見ています。』

私は放っておいてもらう方がうまく立ち回れることを
知っているのです。
毎日私の行動を見ている訳ではありませんが、
私の勘所を押さえたことが言葉がかえっってきます。

あーこの言葉で多分あと1ヶ月は頑張れそうだな(笑)

私も自分のメンバーや後輩にこんな言葉をかけてあげられているだろうか。
反省しつつ、私の哲学ってなんだろうと考える金曜日の夜でした。

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