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雑談で○○を気にする人は危険

元コミュ障HSPアナウンサーの小屋敷彰吾です(^^)

秋らしい清々しい一日でしたね。
私は秋が好きなので、こんな季節がずっと続いて欲しいです!

さて今回のテーマも「雑談のコツ」です。
今日は、雑談でつい陥りがちな危険な罠をご紹介します。
あなたも罠にはまっているかもしれません((( ;゚Д゚)))


大事なのは○○じゃない

突然ですが、こんな会話を聞いたとしたら、あなたはどんな感想を持ちますか?

A 「今日っていい天気ですよねぇ」
B 「そうですねえ!ポカポカ日よりですねぇ」
A 「こういう日に芝生で寝っ転がれたら気持ちいいだろうなぁ」
B 「あー、わかります、わかります。公園行きたくなってきちゃいましたよ」
A 「あー、いいですねー!」

私だったら「え、この会話なんの意味もないのでは?」と、思いました。

天気が良いのはみればわかるし、今すぐ芝生に寝っ転がれるわけでもないなら、なぜそんなことを言う必要があるのかな、と正直感じてしまいました。

同じように思われた方、いらっしゃいますか?

そんなあなたはかなり危険です!

これから詳しく説明していきますね。

雑談においては意外なほど「話の中身」は重要でありません。

ここを理解できているかどうかが、雑談の上手い人とそうでない人の大きな分かれ目です。

上の会話って、はっきり言って何の中身もありませんよね(笑)
でも実は「模範的な雑談」なんです。

雑談の目的は「意味のある会話」をすることではなく「相手の警戒心を緩めること」ですから、むしろこれが正解です。

上の会話からは、2人がニコニコしながらいい雰囲気で話しているのがイメージがつきますよね。
お互いがリラックスして、笑顔で話しているようなシーンが私には思い浮かびました。
だから、雑談としては大成功なんです。

一方、雑談では話に中身を求めれば求めるほど危険です。

深い話とは、それだけセンシティブだったり、解決するのが難しい問題だったり、知識が必要だったりします。

そうなると、どちらかは気持ちよく話せたとしても、どちらかは話を合わせるのを面倒に感じたり、マウントの取り合いになったり、お互いの意見の対立点が明らかになる可能性が高くなります。

こうなってしまうと、相手への警戒心が強まってしまうので、雑談は失敗です。

とはいえ、私も以前は話した内容ばかりに気を取られていましたよ。

かつては雑談が終わった後ひとり反省会をしていたのですがその際は必ず、
「何を話したか?」
「面白い内容だったかどうか?」
そんなことばかり振り返っていました。

そしてその反省会をもとに話の中身を工夫して別の人に話をするのですが、いくら反省を繰り返しても全く反応がよくなかったり、スベることが多くありました

そもそも「ウケる話」は、年齢、性別、趣味嗜好によって全く変わってくるので、話の中身だけをいくら磨いても、あんまり効果がないんですね。

話の内容に気を取られていた当時は、雑談が全く上手になれませんでした。

そんな苦い経験があるので、今は「雑談において重要なのは中身ではない」ということを胸に刻んでいます。

それぐらい意識しないと、つい話の内容に注目しちゃうんですよ!

そしてそれは私だけでなく、一般的に男性の方はそうなる危険性が高いようです。

というのも、生まれつきの脳の構造の差によって、男性は「話の内容に焦点をあてる傾向がある」そうです。
(男性は、論理的に考えて問題を解決しようと脳を働かせる作りになっているので、「内容に焦点をあてがち」だそう)

これはあくまで一般論なので、全員が当てはまるわけではありませんが、私もこれまでずっと話の内容に焦点を当ててしまったので、気を付けていこうと思います!

ということで、雑談では「中身は重要ではない」ということはわかっていただけたかなと思います。

では、雑談では何が重要なのか???
気になった方もいるでしょう。

次回はそんな話をさせていただきます!
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!


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