NHKから報道被害を受け、抗議しました

4/19放送クローズアップ現代「広がる女性のひきこもり “孤立”をどう防ぐのか」に出たんですが、ひどい報道被害を受けました。ＮＨＫに抗議して説明を求めましたが、今のところ誠意ある回答が得られていません。

「過去にひきこもりを体験した人」として取材を受けたのに、番組では「現在ひきこもっている人」に見えるよう、編集がなされていました。
しかも、明らかに事実と異なる捏造がいくつもあって、本当にショックでした。私の人格は完全に無視され、単なる番組制作の素材として扱われ、過去も現在もバラバラにされて、制作側に都合のよいストーリーに組み立てられていました。まるで魂を強姦されたような感じです。こういうのを人権侵害というのだな、と実感しました。おぞましい体験でした。

少なくとも私の出演部分は最初から最後まで虚偽だらけで、事実を正しく伝えようという姿勢が全く見られません。ドラマとかじゃなく、報道番組なのに。

私の現在の活動や考え方、発言はほとんど取り上げてもらえないどころか、自分の考えとは真逆のメッセージを無理やり押し付けられていました。そのメッセージは私を傷つけるだけでなく、悩み苦しんでいる多くの人たちをも傷つける恐れのあるものです。
それは「就労がゴール」「専業主婦でいてはいけない」というもの。そういう考え方こそが社会的孤立を生み、人を「ひきこもらせる」のだと、私は考えています。

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【追記】その後4か月にわたる交渉を経て、9月に同番組でおわび放送ありました。まとめ記事はこちら☟

取材の様子や交渉の裏側を赤裸々に書いた、“捏造報道体験記” はこちら☟
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