【青春時代の音】GLAY「THE FRUSTRATED Anthology」について語る

ついに届きました。
GLAYの新作「THE FRUSTRATED Anthology」。
大好きなAnthologyシリーズも、ついにTHE FRUSTRATEDまで来ました。

これを聴いていたのは、高校2〜3年生の頃です。
それこそ擦り切れるほど聴いたし、この時のツアー「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR」のDVDも何回も観ました。
特に、特典映像が大好きでしたね。
ジロウと永井さんの二人でRunaway Runawayを演奏するというのがあるんですが、もう何百回観たかわからないほど。笑
それを観て、真似してベース練習してました。
ジロウみたいに逆アングルピッキングで、かつ全部ダウンピッキングで弾けるように練習してましたね。

そんな、思い出の詰まった「THE FRUSTRATED」、1曲づつ語っていきたいと思います。

1.HIGHCOMMUNICATIONS

この曲は、当時のGLAYとしてはかなり異色な曲調だったんじゃないでしょうか。
4つ打ちのビートで同じリフが繰り返される感じですね。

たしかTAKUROが
「ライブのオープニングナンバーにふさわしい曲ができた。」
と言っていたのを覚えています。
最近のライブだと、ラストに演奏されることの方が多い気もしますが。笑

ライブだと、ジロウはCD音源とは違うベースラインを弾いてますね。
そういうのも当時は耳コピで弾いてみたりしてました。

2.THE FRUSTRATED

この曲もベースラインは同じフレーズを繰り返すような構成で始まりますね。(どうしてもベースラインに注目しがち。笑)

1曲目のHIGHCOMMUNICATIONSもそうですが、特に意味がないような歌詞です。
きっと洋楽の影響?なのか、そういう気分だったのでしょう。

3.ALL I WANT

これはかなり速いナンバーで、めちゃめちゃカッコいいですね。
ライブで演奏されるとテンション爆上がりします。
サビでは観客も「オウッ アイッ」と拳を上げます。(文字にするとなんのこっちゃ)

ベースラインについては、かなりシンプルながら、ところどころギターとユニゾンしたりするのがスパイスになっているような感じですね。

4.BEAUTIFUL DREAMER

これはもはや代表曲と言っても良いのではないでしょうか。
一時期は
「GLAYの夢は、みんなが夢を見てくれることだ〜〜!!」
というTERUの叫びから、この曲を演奏してましたね。

この曲のイントロ。
レコーディング中に、なかなかいいイントロが思い浮かばなかったTAKUROが、漫画を読んでいたHISASHIに、
「ねえ、HISASHI。漫画ばっか読んでないでちょっとはイントロ考えてよ。」
と言ったところ、HISASHIは
「いいよ、ちょっとギター貸して。」
と。
そこでHISASHIが弾いたのがこのイントロ「チャララララ〜♩」

というエピソードがあったような。笑

5.BLAST

この今日は、スカパラとのコラボですね。
作詞作曲はTERUだったかな?

かなり速い曲で、疾走感があります。
ジロウはアップライトベースを弾いてますね。


6.あの夏から一番遠い場所

この曲はシンプルに良い曲。笑
ミディアムテンポの夏ソングですね。

歌詞は、昔の友との友情を懐かしむような内容になってます。
GLAYの夏歌って、どこか儚さとか切なさが滲み出ているんですよね。
この曲も聴いてると、なんだか切なくなってきます。

7.無限のdeja vuから

アコースティックな1曲。
きっとこの曲ができた時は、TAKUROがギター1本でTERUに歌って聴かせたんだろうな〜と想像できます。笑

そういえば。
高校生の頃、メールアドレス(当時はガラケー)をこの曲名から取ってつけていたのを思い出しました。笑

8.時の雫

この曲はミディアムテンポの曲で、もともとはたしか他の女性シンガーのために作った曲だったはず。
それをジロウが
「いや、もったいないからGLAYでやろうよ!」
と言ったとか。
それだけ良い曲だったんでしょうね。

これはベースラインがいいんですよね〜。
コピーしたくなるベースライン。

9.Billionaire Champagne Miles Away

この曲は、「ザ・GLAY」という感じの8ビートで疾走感溢れる1曲。
もしかしらBOOWYを意識してるのかな?歌詞の感じとか。

イントロにちょっと遊び心があって、
「カチッ」「…フィーン」
と、アンプのスイッチを入れてちょっと音が出始めるところが表現されています。

中盤でちょっと落ち着いた後、この曲からまた後半にかけて盛り上がっていく構成になってます。
この辺りはやっぱり、アルバムを通して聴く醍醐味でもありますね。

10.coyote, colored darkness

この曲は、HISASHI作詞・作曲。
完全にHISASHI節が炸裂してます。

ギターは7弦ギターを使っているので、かなりヘビーな音です。
音源ではベースは打ち込みっぽいけど、たしか弾いてるのかな?

デモでHISASHIが作ったベースラインがカッコよかったから、ほとんどそのベースラインを弾いたとジロウが言っていた気がします。
たしかに、ジロウが弾かなさそうなベースラインで、カッコいいんだけどコピーするの難しい。笑

歌詞はたしか、HISASHIのお父さんのことを書いた歌詞だったような…

11.BUGS IN MY HEAD

これはジロウ曲ですね。
当時、ジロウが街を歩いていて、
「なんか頭の中がモヤモヤするな〜!」
と思っていたところに、曲名の「BUGS IN MY HEAD」というワードが浮かんだそうです。

ドキュメンタリーの中でHISASHIが、Aメロのギターについて、
「普通ならこういくところを、ちょっと下がったところから入ってるんだよね。」
と解説してましたね。
その辺も意識して聴いてみるとおもしろいです。

なかなかライブでは演奏されないけれど、久しぶりにやったら盛り上がりそうです。

12.Runaway Runaway

これはもう大好き。
GLAYの隠れた名曲と言っても過言ではない。

気持ちいい8ビートの曲で、「これぞGLAY」という感じですね。
歌詞はちょっと悲しく切ないんだけど、メロディーは明るいという、たまにTAKUROがやるやつ。

これはやっぱりベースですね。
ドキュメンタリーで、ジロウと永井さんの二人でこの「Runaway Runaway」を演奏したらどうなるか、というのをやっていたんです。
その映像を、もう何十回・何百回と観ましたね。
そして、そのジロウの弾き方を真似してベースの練習をしてました。

13.STREET LIFE

これはしっとりミディアムソング。
当時のGLAYの葛藤が歌詞に表れている曲ですね。

なんか、この曲についてはあんまり気に入っていないということで、ライブではほとんど演奏されなくなった、というのを聞いたことがある気がします。(違うかも。笑)

14.南東風

この曲はアルバムラストを飾る、合唱ソング?ダンスソング?です。
ゲストに元ジュディマリのYUKIちゃんを迎えてます。

すごくピースフルな雰囲気の漂う曲ですね。
ライブだと、みんなで振り付けをします。
たまにしかやらないから、忘れちゃう。笑



ということで、雑に解説してきました。
また聴き返してみたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?