超マクロに見た人類史と日本建築史①
○心地の良い場所を一旦原始から考えてみる。
「素敵な暮らしたい」「カッコいいオフィスで働きたい」など今ある環境よりさらに「快適な空間にいたい」と思うのは自然なことかと思います。
また「狭いところが好き」「広いところが好き」、はたまた「こういう人とはこういう場所で...」などその人が求める「快適な場所・時間」というのは実に多様です。
では、皆が求める「快適さ」というのは「どこから来るのか」
つかみどころのないこの問いも
そもそも、人々は暮らしをしてどういう風に働いてきたか。
考えれば見てくるかもしれない
今回は一気に原始時代から考えてみたいと思います。
自身はこういった「場所づくり」を生業として仕事を行っています、
その仕事の中で考えたことがベースになっています。
※いわゆる建築系の学校で学ぶ角度からも違うため、アカデミックなものではない、ということをご了承ください。
○超マクロに見た人類史と日本
原始時代から考える、、、そういうと「縄文時代に竪穴住居があって・弥生時代に高床式住居があって~」というのが一般的です。
とはいえなぜそうなったのか?案外説明できないものです。
ここでマクロに一度人類史を見てましょう。東洋経済の記事の中にこんなサイクルの画像があります。
・「人類史の移行期」に生まれる価値観と倫理https://toyokeizai.net/articles/-/325646?page=2
>人類史を大きく俯瞰すると、それは人口や経済において「拡大・成長」と「成熟・定常化」というサイクルをこれまで3回繰り返している。
わからん・・・という方は
定常化①=縄文時代 定常化②=江戸時代 定常化③=これから
とみて見てみてください。
今の我々はどこでしょうか、そう斜めの坂道の途中です。
人口が増えるときは人類は、物質的生産の量的拡大を求めています。
では坂道が平らになるとき、平らが坂道になるときになるが変わるのでしょうか?
続きは②で
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