大阪駅地下ホーム(うめきた新駅)を見に行ってきた
昨日JR各社等では、春のダイヤ改正が実施されました。
昨日から、JR西日本においては、関西空港方面に行く「特急はるか」や和歌山方面に行く「特急くろしお」が通る梅田貨物線を地下化し、地下化に合わせ、大阪駅地下ホーム(俗に「うめきた新駅」と呼ばれています。)を設けることで大阪駅に停車することになりました。
また、久宝寺~新大阪で運行されていたおおさか東線の列車も、大阪駅地下ホームに乗り入れるようになりました。
本日、大阪駅地下ホーム(うめきた新駅)を見てきました。
せっかくなので、地下化された梅田貨物線にも乗ってみたかったので、新大阪駅からおおさか東線の列車に乗車しました。
おおさか東線の列車に乗車すると、まず淀川を渡ります。
淀川をわたりしばらくすると、急勾配を下り地下線に入って、大阪駅の地下ホーム(うめきた新駅)に到着します。
開業して2日目ということもあり、多くの人でにぎわっていました。
21番線にはフルスクリーンのホームドアがついていますが、ほかのホームにはホームドアがついていないので、しっかりと車両を見ることができます。
せっかくなので、ホームドアがある21番線も見学してみます。
21番線に設置されているホームドアは、全面稼働する全国初のタイプとなっており、様々な車両に対応することができるとのことです。
また、ホームドアには、開閉機能だけではなく、LCDによる次列車案内・警告、また上部のLEDで乗車位置案内等も行われていました。
せっかくなので、到着からホームドアが開くシーンも撮ってみました。
今度はコンコースに移動しました。
コンコースでは、ディスプレイを活用した案内板が多くあり、表示内容を随時変更し、きめ細かなな案内・誘導ができるような形となっております。
また、映像を投影しているエリアみたいなものもありました。
地下ホームの改札口は、屋根の照明の形状が凝っていました。
また、実証実験で行われている顔認証の改札も置かれていました。
顔認証の改札はICカードリーダーもあるので、ICカードでも通ることができるみたいです。
地下ホーム用の地上出入口も用意されていますが、周辺は整備中のため、出口だけあるような状態でした。
今回は、地下ホームに以外に新たに西口も設けられました、地下ホームから既存のホームへ行くには、今回新しくできた西口を通って向かうことになります。
なお、地下ホーム・改札口、西改札口の導入にあわせて、周辺の利便性向上させるためか、「西口~地下口」の通行証というものも導入されました。
ただし、通行証は地下口と西口間のみで、ほかの改札では利用できません。
また、ホームや列車内に入ることはできないようです。
通行証は地下口、西口の券売機で発行することができますが、ICカードによる通行も可能だそうです。
大阪駅地下ホーム(うめきた新駅)の完成は、あくまでもスタート地点であり、うめきたエリアの開発や2031年に開業予定のなにわ筋線との直通によって、機能を発揮することになると考えられます。
今後にも注目です。
以上、大阪駅地下ホーム(うめきた新駅)の見学レポートでした。
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