見出し画像

「どうすれば投票率を改善できるか」を考える

投票率が落ちてるそうで、実際どれぐらい落ちてるのかを調査したサイトを覗いてみました。

ワオー、低い。20代だと約7割ぐらいがスルーしてるみたいです。

40代でも約5割が選挙に行ってないみたいですね。とりあえず投票に行く率をせめて70%ぐらいにまで上げる方法はないものか。

興味のない人を投票所に引っ張るには

二人の子持ちで選挙に興味を示さない(そして意固地に行きたがらない)友人がいるんですが、曰く「俺が行っても変わらないから行かない」というのが理由でした。実のところ09年に政権が交代したことを考えると理由としては意味をなさないんですが、それはそれ、証拠を指して論破しても意味がないので正当な理由として扱います。ゴールは「興味のない友人を投票日に投票させる」です。

そもそも投票所に出向くのはやめられないか?

前々から思ってたんですけど、投票所に行って紙で書いてそれを集計するってあんまりじゃないですか?投票所自体はデバイスを活用できない層に対しては有効だし継続するにしても、2019年で元号も令和になろうかという時代に他の方法が出てこないってのは問題です。実現の可不可は置いといてまずはアイデアを出しましょう。自分の中で出たネガティブ意見はとりあえずスルーします。

1. スマートデバイスappの活用…まぁまずこれですよね。特にスマートフォンは多くの人に普及してて時間を取らず集計も楽。個人認証とインフラの整備さえなんとかできれば(そこが大問題なんですけど)行けそう。ガラケー?httpsに対応してないって友達に噂されたら恥ずかしいし…

2. 投票すれば税率優遇…投票したら一部の商品がTAX FREEに!みたいな感じで。要は「行くと得する」系のアイデアですね。世の中アンパンと牛乳が貰えるってだけで朝からユニクロに並ぶ連中がワンサカといるので案外行けそう。なら投票したらアンパンと牛乳を配布すればいいのでは!?

3. 祭りにする…なんだかんだで日本人はお祭り大好きなので、出店だのを出してお祭りにしちゃえば良いんですよ!投票はついで!祭りに行ったついでに投票させるのどうですかね!?(考えてみれば09年の鳩山内閣成立時も割とお祭りだった気がする。雰囲気的に)

いっそGoogle様にお願いしよう

一番実現可能そうなのは「スマートデバイスappの活用」ですけど、未だにFAX全活用で紙文化のお役所さんのことを考えるとデカイ金だしてGoogleに一任すんのがベストチョイスな気がしますね。いや、マジな話。なんというか「全世代に対応しなきゃダメ」みたいな妙な常識を捨てて、もっと限定的でいいんですよ。投票に行かない5~7割を面倒なルートを通らせずに投票させるのが目的なんですし。せっかくマイナンバーもあることだし、ここは一つやっちゃいましょう!コンサル入れずにGoogleと直接!

余談ですが同僚とこういう話になった時に「投票所で泡パしましょう、泡パ」という提案をしたら書類を投げつけられたことがあります。

選挙カーとウェブページをどうにかしよう

あとはなんですかね…伝統的過ぎるんですよね、広報の手法が。昭和!!おっさん!!って感じ。選挙カーなんかは僕の観測域だと好意的に見てる人はゼロなんですけど、アレ意味あるんですかね?名前連呼されてもなぁ…頑張ります!って言われても、いや頑張るのは当たり前なんで、せめてどうするかを教えてよみたいな感想しか出てこないんですよね。

あとウェブページ。アレ誰に向けて作ってんのか分かんないんですけど、トップページに後援会会長の挨拶とか載せられてもねえ。義理とかもあるんでしょうけど、ウェブページに来た人って基本そういうのに興味ないんで政策と実績いきなりバーン登場!投票する時は僕でよろしくゥー!みたいなので良いんじゃないですかね?後方支援が前線に出てどうするってのもありますし。PCサイトはオマケでスマートフォンメインで。若い人に優しく行きましょう。自己満禁止。

投票所が優しくない説

コンテンツファーストの時代、投票所に名前しか無いのって改善できないんですかね?なんつーか「いや投票所に来た以上は知ってて当然でしょ」みたいな。それはそうなんですけど、せめてQRかなんか名前の下に載っけといて、スマホで翳したら政策とか実績とか出てくるみたいな感じにでも…。せめてビギナーに優しくしません?FPSレベルでチュートリアル充実させましょうよ。「そこで投票用紙を投票箱にINだ!よし、よく出来たな!」みたいな。学校でやってるかもですけど、身についてないならやってないのと同義なんで、投票所まで来た人間を突き放す意味ないよねって感じ。

結局変えることは出来ないのか

可処分所得も減り、せめて時間ぐらいは…って思われてる今の時代、興味のない人間が選挙に参加できる方法をバカなりに考えてみましたけど、難しいですねえ。出来そうなことといえば選挙カーとウェブページぐらい?でも結局見ない人は見ない、見る人は見るみたいな感じになると、選挙カー禁止ぐらいしか実現可能じゃないかー…。

投票率の低下って割とマジで考える必要があると思うんですけど、基本的に「誰かが得をする」というより「誰も不幸にならない」方法で改善できれば良いんですけどね。やっぱりGoogle…(まだ言ってる)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?