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顔を晒せるオタクが羨ましい

「この絵を描いている人」ってテーマで自作のイラストと自画撮りを並べたり、カバンの中身なんかをイラストにしたりするのが定期的に流行るじゃないですか。ああいうのを見ると、なんていうか「この人は創作が逃げ場ではなかったんだ」みたいな強烈な劣等感を突き付けられるんですよね。たぶん「こんなイラスト描いてても現実の俺はこんななんだぜ」とか「わたしはオタク活動以外にも気を使ってます」みたいなギャップを感じさせたいんだろうけど、それ以前に「自分の環境をネットに載せることに対して抵抗がない」みたいなマインドが素直に羨ましい。

自分の周りの創作してる人って、一次だろうが二次だろうが創作すなわち俺や!写真?撮られて霊が写ってるって噂されると恥ずかしいし…みたいな感じの人が多くて、たまに遭遇する自分に自信を持ってる人を見ると、別次元過ぎて理解が追いつかない。鏡を見て自分にうんざりし、何かを行動すれば間違いで、イラストをネットに上げたらフォロワーが減る。そんな日常のどこに自信が存在できるんだっていう。

そんな嫉妬だとか羨望が創作の原動力になってる部分が多いと、心のグリーフシードがどんどん濁っていくばっかりで事あるごとに魔女化しちゃいそう。もっと純化して創作に向き合えればな〜。

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