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地方紙を買う旅

 地方紙を買う男でおなじみ、涌井です。今日は地方紙を買う旅に出ました。
 本日の主要紙一面はほぼ安倍派の皆さんの更迭の話題。あんなキックバックをなんとも思ってない連中の精神はある意味、鋼鉄ですから、更迭じゃなくてスクラップにしてしまえばいい。私は私でその記事をスクラップにはするんですけど。大谷さんが1014億円契約したニュースと併せて読んだら本当にやってることが小物感漂いすぎております。14億円が端数に見えたのは初めてです。

 大垣駅を出てすぐのコンビニで「岐阜新聞」「中日新聞」獲得。岐阜新聞1面コラム『分水嶺』は近頃の忘年会事情について。若手社員は忘年会について「業務外ではないか」「残業代は出るのか」と言ったりするらしい。会社の若手なんてそんなもんなんやで大谷さん。いや、この場合は「わかってんのか、おい、松野!」か。

 中日新聞『中日春秋』はまさに安倍派の悪さの話題。永田町にも大がかりな「煤払い」が必要だと書いてあり、その上にはふんどし姿の野郎どもが長良川で身を清める「池ノ上みそぎ祭」の写真。あいつらほとぼりさめたら「みそぎ選挙」とか言うんやで。

 豊橋駅では「東日新聞」獲得。豊橋市中心部のクリスマスマーケットの話題が1面に載っており、あたたかい気持ちになる。

 浜松駅では「静岡新聞」。1面コラム『大自在』は「アレ」の話。岡田監督の流行語ですが、これまた松野たちの話題に流れ、「またアレか」とアレ本来の使い方をしてまとめていました。

 熱海駅では「熱海新聞」。こちらの1面コラム『潮の響』で知りましたが、熱海が舞台のサメ映画が来年公開されるらしい。その名も「温泉シャーク」。太古から蘇った獰猛なサメが温泉で人々を襲うそうです。

 大船駅では「神奈川新聞」「東京新聞」を。神奈川新聞『照明灯』で「根深汁」なる冬の季語を知り、東京新聞『筆洗』は『中日春秋』と内容が同じでした。

 地方紙を買う旅を終え、新宿の宿へ。ここは入口に読売新聞が置いてあるので今から人生案内を読むところです。

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