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訪問マッサージの技術について 其の⑤ 「考えろ考えろ考えろ」

マッサージの師匠から教わった事を高齢者、障がい者の方が対象の訪問マッサージの施術に落とし込んで僕が現場で使っている方法や考え方を紹介するシリーズ。


前回までの記事はこちら

さて、前回までで「凝りを見つけて指圧する」までの一連の流れをご紹介いたしました。
今回も師匠の言葉を掘り下げて、マッサージのポイントを解説していきます。

【「考えろ考えろ考えろ」】

考えろ考えろ。
その凝りはどこから来た?何の動きでここに凝りが生まれる?考えろ考えろ考えろ

師匠がマッサージ中にずーっと自分に言い聞かせている言葉だそうです。

「1つ凝りを見つけたら、この凝りに関連して予測を立てる。ここが凝ってるならこっちも凝ってないか、予測して、触って。違ってたっていい。そしたらまた次の予測を立てる。また、この凝りはこの人のどの動きから来てるのか。頭も使って治療していくんだ」

凝りの後ろにある背景を見つけ出す。
そうすることで、その方にアドバイスもできますね。そうすることで、生活改善から根本的な治療も望めます。師匠らしい言葉だなぁといつも思います。



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