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はじまりには終わりがあるけれど...

誰に向かって書くわけではないけれど...
書いてみようと思った。これはひとつのはじまり。でも、ものごとには終わりがあるということに最近気づいた。40を超えたおっさんだがようやく。
ものごとに終わりがあるというのはネガティブな意味ではない。自然の摂理であって当たり前のことだ。だからいつか終わるかもしれないという予感があっても、何かをはじめることは悪いことではない。
私は文章を書くことが苦手である。同じく話すことも苦手である。頭の中にあるものを上手にアウトプットできないのである。
ただ、本を読むことは好きである。ゼロから自分の頭の中で作り上げたものをストーリーとして立ち上げ完成させる小説家は最も尊敬する職業のひとつである。
「ものごとには終わりがある」そしていつか消えてなくなる
今日起こった出来事は100年もすれば誰も覚えていない。無かったことになっているだろう。
私は建物をつくる仕事をしている。頑張って作っても大概100年後には取り壊されるであろう。日々多くの職人たちが喘いで作ってようやく完成した建物も何もなかったかのように解体され、新しい建物が建つ。建設に意味があるのだろうか。ただ環境を破壊し、お金を回しているだけではないのか。
そう考えてしまい私は悶々としている。
仕事だけではない。とにかく悶々としている。
家族は健康で不満はない。幸せだ。趣味の走ることも充実している。そんな中でも私は悶々としている。お前は何が不満なのだ。問でもなく答えを探しているでもない。
書くことで救われるか? 救われるだろう。
そんな重い話ではないがとにかく書いていこうと決めた。誰にむかって書くわけではないけれど。


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