定年の前と後、仕事内容は同じなのに給与半額以下とは?
夫が、来年の3月に定年を迎える。
専門学校を卒業して、40年間同じ会社で一生懸命働き管理職へ上り詰めた人だ。
決して奢らず、会社のために家族をも犠牲にしてきた夫。
昭和、平成、令和と時代は流れ、今の若い人達は家庭を犠牲にしてまで会社に貢献するなど考えられないだろう。
昭和の時代の人間は、有給休暇もとらず、夏休みさえ自由にとらず、会社に人生を捧げてきた。
そんな夫が、60歳を迎え来年の3月定年を迎える。
定年を迎えるが、今の会社でその後も65歳まで働く権利はあるので引き続き働くことを希望している。
しかし、今現在の仕事内容と定年後来年3月以降の仕事内容は同じだという。だが、給与は半分以下になる。
管理職としてチームの皆を率いて、精神的なストレスもかなり多かった夫。
それでも、これだけの給与をもらっているのだからと一生懸命がんばってきた。
同じ仕事内容で精神的に大変なのに、給与は半額以下とはなんともかわいそうな気がしてならない。
60歳の定年を迎えても夫は何も変わらない。
物忘れがひどいわけでも、コミュニケーションがとれないわけでもない。
夫の能力が60歳を境に変わるわけではないのに、なぜ給与は半額以下になるのだろうか?
国は、人生100年時代などといっている。
定年も65歳にするように言っているが、現実は60歳を境に給与は半額。
仕事内容は今までのまま。
こんな状況で、日本の未来は明るいと言えるのだろうか?
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