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クリエイターの定年は55歳という説について考えた
こんばんは。さやおです。皆さん、お元気ですか? コロナ禍、ぜんぜん落ち着きませんね。
私ときたら、2019年の新作きっかけで「水曜どうでしょう」にどハマりして以来、毎週水曜夜はテレビの前にかじりつきローカル局ばかりハシゴしています。洋ちゃんのおしゃべりって大半はぼやきなんだけど面白いよなぁ。ミスターは若い頃めちゃくちゃイケメンだったな。藤村Dとうれしーのスタッフ勢とタレント二人が繰り広げるバトル、というか喧嘩が見どころのひとつだと思うんだな。コンテンツとしては今でいうYouTuberを思わせるシンプルな作りなのに、こんなに面白く料理できるってどういうことですか? やっぱプロなんだわ。エンターテイナーの仕事だわ。
といった具合に相変わらずな感じで過ごしていますよ。
さて、導入部分はこんなものでしょうかね。
傲慢すぎる本タイトルに「なんやこいつ生意気やな」と歯ぎしりされた方もきっといらっしゃるでしょう。これから本題に入りますから、どうかケンカ腰じゃなく穏やかな気持ちでこの先読んでくださいね。くれぐれもお願いしますよ。
残酷なことを申し上げるようですが、クリエイター55歳定年説は私はあると思うのです。正確には、55歳前後、といったところでしょうか。
作品は嘘をつかないからつまんなくなったことがはっきりと表れますし、どんなに才能ある人でも脂の乗った30代、40代にはいつかは敵わなくなるのです。これは誰もが通る道であると思います。
クリエイターとして延命するには、時代に合わせて新しいものをインプットして自分をアップデートするしかありません。
積み上げてきた実績やプライドを捨てるほどの覚悟や努力、潔さが必要なんではないかと思うのです。
例えば、どこの国のミュージシャンにも言えることですが、アルバムの枚数が増えるごとに作品が色褪せて退屈なものになるのは実によくあること。これは音楽ファン共通の認識でもあります。もちろん、例外もあるとは思いますが。
とはいえ、自分の限界や引き際を見極めることは、かなり賢くないと出来ないですよね。それも含めて才能だと考える次第です。見栄やプライドが邪魔して、身を引くタイミングを間違えると「まだやってるのかよ」と世間から言われる始末ですからね(だいたい、つまんない作品しか作れなくなったら世に出すのはやめようと、本当の意味でのプライドあるなら思うはずですけどね。自分が一番分かっているはずですから)。
ですから、加齢やさまざまな理由によりクリエイターの才能が枯れ、晩節を汚す前に潔く引退を決められるのは凄いことだし、勇気ある行動だと思うんです。
今回は、僭越ながら「立つ鳥跡を濁さず」に、むしろ美しいとすら感じさせるほどあっさりとした引退を決意した偉大な先輩たちについて考えてみました。
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