都庁に入って半年の私が、完全オンラインで実施したはじめてのICT職インターンシップ
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都庁に入って半年の私が、完全オンラインで実施したはじめてのICT職インターンシップ

東京都では、都政のDXを強力に推進するため、デジタル人材の確保と育成を積極的に進めています。12月4日に開催予定の都庁の一大採用PRイベント「都庁セミナー2021」でも、新しい「ICT職」の専用ブースを設けています。ご興味のある方はぜひ、ご参加ください。

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さて、今回のnoteでは、ICT職の採用PRを担当しているデジタルサービス局の菊地さんに、入都半年で担当した都庁ICT職のインターンシップでの奮闘ぶりを中心に、都庁で働く魅力について伺いました。

まずは自己紹介:ICT人材管理担当

―――菊地さんは現在どんな仕事をしていますか?

私は4月にデジタルサービス局に配属された都庁1年目の事務職員です。現在、ICTに関する研修・自己啓発の企画・運営や、ICT職の採用PR等を担当しています。以前のnote記事で紹介されたICT職の専門研修にも携わっていました。

私が所属する「ICT人材管理担当」は、デジタルサービス局の発足に伴って今年度立ち上げられた部署で、都庁のデジタル人材を一元的に管理し、ICT職の全庁的な配置管理に関する調整を実施するほか、デジタル人材だけでなく、都庁職員全体のデジタルスキルの向上などの業務も担っています。

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4月に都庁に入って右も左もわからない中、コロナ対応でテレワークが続いたこともあって、組織に貢献できていないんじゃないか、と不安な日々を過ごしていたところでしたが、9月に実施した都庁ICT職のインターンシップでは主担当を任せてもらうことになり、特に力を入れて取り組みました。


都庁ではじめての完全オンラインのインターンシップ

――――9月のICT職のインターンシップについて教えてください。

当時は長引くコロナ禍を背景に、都庁でも従来のような職場に来ていただく形式でのインターンシップの実施は難しいと判断せざるを得ない状況でした。

とはいえ、今年度新設された「ICT職」の認知度の向上と理解の促進のため、採用PR活動はどうしても実施したい、との思いがあり、「完全オンライン」という形態でICT職インターンシップをゼロから作り上げることになりました。

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当日は大学生・大学院生合計約30名の方にご参加いただきました。

―――苦労したことはありますか。

「ICT職」が今年度新設されたばかりの職種で、かつインターンシップを「完全オンライン」で実施するという都庁では前例がない状況だったので、どういうカリキュラムにするか検討するところから始めました。

どうすればICT職について関心のある学生に完全オンラインでも実際の業務や雰囲気をイメージしてもらえるか、より興味をもってもらえるか、民間出身のデジタル人材のみなさんにご協力いただきながらカリキュラムを組み上げていきました

リモートで一方的な説明、講義だけになると集中力が持続しにくく、「都庁は堅い」というイメージが固定化されてしまうと考え、オープンデータを活用したグループワークをメインにしました。

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そのグループワークも、オンラインだと交流しにくく、意見が言いにくくなる懸念があったので、アイスブレイクを入れたり、グループごとに名前を付けてZoom背景を統一するなど、一体感が生まれるような工夫をしました。

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グループワークでは、東京都のオープンデータを用いて政策立案するワークを実施し、各グループで熱い議論が繰り広げられていました。

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都庁のデジタル人材のみなさんと一緒に

―――今回のグループワークの内容を考えたのは、民間から都庁にやってきたデジタル人材の方なんですよね。

はい。IT企業出身で、今年1月から都庁にデジタルシフト推進担当課長として都庁のデータ利活用に携わっていらっしゃる元谷さんにお声がけをして、今回のグループワークの内容の企画からファシリテータまで行っていただきました。

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Twitterと連動した企画など、誰も考えつかないような発想でわくわくするカリキュラムを作り上げていただき、「ICT職員、都職員、学生、全ての方とコラボレーションができてとても素敵な時間でした」とお言葉をいただきました。

また、以前のnoteでも取り上げたICT人材の育成を担当するデジタルシフト推進担当課長の長岡さんにもファシリテータとして参加していただきました。

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長岡さんからはこんな感想もいただきました。「本番は、参加者の皆さんから自分も刺激を受けて、本当にエキサイティングな2日間になりました。」

―――以前noteでご紹介したICT職の新規採用のみなさんもファシリテータとして参加していましたね。

はい。グループワークでは、参加者を6班に分けたのですが、ICT職の新規採用職員のみなさんには、各班1名ずつファシリテータとしてグループワークの補助を行っていただきました。

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同期である私が見てもびっくりするようなフォローで学生さんたちを引っ張っていました。ICT職のみなさんからも、「私自身もとても充実した2日間でした」という反応や、「学生が都庁の仕事、行政の仕事にとても関心があることがわかり、もっと仕事頑張らないとなーと刺激になりました」なんて声も聞こえてきました。


都庁には挑戦できる環境がある

―――今回、インターンシップを実施するにあたって、菊地さんもデジタル面で挑戦したことがあるそうですね。

はい。私が特に力を入れたのが動画作成です。

今回、完全オンラインということで、リモートの環境で、しかも限られた時間では都庁の魅力を伝えきれない、もっと楽しみながら都庁のことを知ってもらうことは出来ないかと思い、動画であれば短い時間でも簡潔に都庁の魅力を伝えられるんじゃないかと考えました。

そこで、動画作成の経験はなかったのですが、デモ動画を作って上司に相談したところ、快く応援していただき、チャレンジすることにしました。

作成した動画は3種類あります。まずは、このインターンシップのためにオリジナルのピクトグラムのキャラクタ-「ピク都(p”ict”o)くん」を作り、職場や業務の様子を伝える動画を作成しました。

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次に、デジタルシフト推進担当課長、ICT職(キャリア活用採用)、事務職の3名の職員にご協力をお願いし、都庁やICT職について語ってもらうインタビュー動画を作成しました。

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最後に、特に力を入れたのがエンディング動画です。インターンシップ2日間の最後のエンディングで、各班のICT職のファシリテータ職員から参加していただいた学生さん一人ひとりへのコメントを付けて、1名ずつ紹介し、2日間を振り返る形での10分程度のエンディング動画を作成しました。

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2日間のインターンシップをやりながら並行して作成して、なんとか最後まで良いものを作り上げようと必死でした。エンディング動画が流れるときは、学生の皆さんに喜んでもらえるか緊張で手の震えが止まりませんでした…。

―――インターンシップに参加した学生さんたちの様子はどうでしたか?

特に2日目のワークの課題の難易度が高かったのですが、どのチームも頭を悩ませながら、活発な議論を行い、非常に積極的に参加していただきました。

完全オンラインで学生さんたちにどこまで都庁の魅力が伝わったか不安でしたが、アンケートでは、

二日間の中で濃い時間を過ごすことが出来、自身の成長に繋がった」
「職員の方々から伺ったお話の中からもそのやりがいが感じられ、以前よりICT職への志望度が高まりました。」
「ICT職で働くことに対して以前より具体的なイメージを持てるようになったと感じています」

というご感想をいただき、ホッとしています。

力を入れた動画に関しても、

素敵なエンディングまでありがとうございました。お堅いイメージがなくなりました。」
「休憩前などに見せていただいた動画や課題解説がとても参考になりました。動画を見ることで都庁での働き方や職員の方の考え方が分かり、自分が都庁で働くイメージがしやすかったです。」

と嬉しいご感想をいただきました。

図2

学生さんのご感想をみると、今回制作した「動画」というメディアは、完全オンラインのインターンシップにマッチしていて、そこに「デジタルの力」を感じました。それもこれも私の提案を受け入れてくれた職場のみなさまのおかげです。

都庁に入って半年の職員でも挑戦することができ、それを受け入れてくれる環境が都庁にはあります。入都直後の4月にコロナ禍のためテレワークをしていたころは自分の都庁での仕事に不安ばかりありましたが、こうして挑戦することで、自分としても成長できたかなと思っています。最高に充実した2日間でした。

実施後の振り返りや、アンケートの内容から来年度に向けた材料もたくさん収集できたと思います。今後に活かしていきたいです。


都庁最大の採用PRイベント:都庁セミナー2021開催します!

最後に、この記事の冒頭にお知らせした採用PRイベント「都庁セミナー2021についてです。

―――12月には採用PRイベントがあるそうですね。

はい。2021年12月4日(土)10:00~18:15で、都庁最大の採用PRイベント「都庁セミナー」が実施されます。

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今回の都庁セミナーは、バーチャル空間「oVice」を使って実施する座談会になります。リアル会場のように、フロアを自由に行き来しながら、気になるブースに参加できます。ブースの出入りは自由。多くの職員と話すことができます。

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ICT職の専用ブースも設けており、現在、チームでどんな内容にするか考えているところです。

もちろん、すべての職種を志望される方に開かれた採用PRイベントなので、ICT職志望の方だけでなく、それ以外の職種を志望しておられる方もぜひご参加ください。

事務職、技術職(土木、建築、機械、電気)、心理や福祉などの職種別ブースのほか、都庁内の様々な組織(局)の説明が聞ける局ブース、若手職員の話が聞ける若手職員ブースなどを用意させていただいております。

―――これから都庁へICT職として就職を考えている方へメッセージをお願いします。

都庁は誰もがチャレンジし、「やりたい!」の想いを実現できる職場です。
少しでもご関心をお持ちいただきましたら「都庁セミナー2021」にご参加いただけますと幸いです。

お会いできることを楽しみにしています!

図10

【ご意見募集】
都政の構造改革では、デジタル人材の確保・活用の推進など、「組織・人材マネジメント変革プロジェクト」を推進しています。プロジェクトへのご意見をフォームより募集しています。ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。







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