夢の話

学生頃の夢は「漫画の原作者」でした。
子供の頃からアクション漫画が好きで、でもかっこいい絵は描けない。それなら、頭の中の物語を、脚本なり小説なりにして、漫画が上手い人に描いて貰えばいいんだ、と思っていました。

けれど、その道のりの途中でその夢は消えていきました。
言い訳になるのでここでは詳しく言いませんが、人生のどん底を経験したのもあり、目の前は真っ暗。
夢なんか持ってはいけない、むしろ生きる価値もないと思っていました。

あれから月日は流れて、
私は来月人生初のリアルイベント
「文学フリマ大阪11」
にサークル主として出ます。

あの頃からとめどなく、そして相変わらず物語は頭の中に流れてるし、趣味で書いていたものを本という形にしたい、という思いが溢れました。
元々同人即売会には興味があり、近年活発なオンラインイベントには何度か出たこともあります。
でも、紙の本をたくさんの方に手にとってもらいたい、リアルな声を、物語の感想を聞きたい。
いまはまだ芽も出てないかもしれないけれど、いつかきっと、この物語たちが世に羽ばたいていく様をみたい。
漫画の原作者という夢もいいけれど、どうせなら文章でたくさんの人に感動してもらいたい!

と、いうわけで。
私は作家を目指します。
いつの日か、私が描く物語が、たくさんの人の目に留まることを信じて。

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