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離婚の子供

*この記事では私が育った環境で私が思ったことを書いています。離婚で悩んでいる親御さんは数ある中のほんの一例として参考にせずにお読みください。


親の離婚

私の両親は私が19歳の頃約5年に渡る調停、家庭裁判を経て離婚しました。
元々両親仲がいいとは言えませんでしたが私はどちらも大好きでした。
今も変わらず大好きです。

離婚の原因も知っています。できれば知りたくなかった。けれど離婚内容を知らないと離婚に納得できなかったと思います。

ただ、私は知りすぎてしまった。

幼いころから私は少し賢かった。状況判断が子供らしくはなかった。子供でいることが許されなかった。だから、離婚には反対しなかった。いや、できなかった。ここで私が反対してしまえば両親の人生を奪ってしまうことにもなったから。反対したところで解決にもならなかったから。

長女である私は両親互いの愚痴をきく役割に自然となっていたし、自分からその役割を受け入れていた。なにより、聞きたくはなかったが2人いる弟にこんな惨めな思いをさせたくなかった。それゆえに、家庭がどれだけ壊れているか容易く分かった。まだ中学2年生だった。物心つく前から仲が悪いことくらいわかっていたが中学2年生までは仮面夫婦を演じてくれていた。

中学2年生と言えば物事の判断はつく年頃であるためある程度大人として扱われることは多い。しかし、たったの14歳なのだ。まだまだ子供なのだ。私が大人のように振舞っていたから両親は私の心の崩壊に気づくことはなった。気づいてはいたけど認めたくなかったのだと今になって思う。

離婚を考えている読者様へ

ここで私が伝えたいことは、子供に愚痴を聞かさないであげてほしいということです。はけ口がなくなってしまうのは凄く理解できます。しかし、お子さんの心に治ることのない深い傷ができてしまう場合があります。私のような子をつくらない為にもお願いします。必要以上に傷つく必用なんてありません。ただ辛いだけです。

勿論、離婚理由などは話してあげるべきです。子供だが何も知らないのは離婚を決断した両親を憎んでしまう場合もあります。

離婚理由などは家庭のケースにより様々なので全てのケースに当てはまるわけではありません。こういう子供もいる、という軽い気持ちでいてください。そして、離婚をしたからといってお子さんは責めません。話してあげれば納得できます。納得するほか道はないから。



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