高校英語・名詞(可算名詞の使い方)
こんにちは。今日も孫の手!
今回は可算名詞について掘り下げていきます。
いつものように問題を!
問題、( )に入るものを書きなさい。
We sold ( )book.「 私たちはその本を売った。」
※その本は事前の会話で特定されています。
答えは最後で!
テーマは「 5つのルールを忘れるな。 」です。
名詞は前後やその形で名詞の様子を形作ります。
そこには基本ルールがありますのでそこを理解しましょう。
まずは一般的な用法を教えます。
〇 基本用法
名詞の単数形には原則として冠詞か形容詞、代名詞などを前に置く。
以下の5つのいずれかが名詞の前につきます。
英会話や説明をする時、よく名詞の前に何もつけないで言ってしまうことがありませんか?
上記のように基本的に名詞の前に何かを置かないといけません。
その考えを持っていればぐっと本場の英語に近づくので練習しましょう!
① a ( an )+ 単数名詞
一つで「 ある… 」を表す不定冠詞です。例文で説明します。
(例文)Ⅰ bought a book yesterday . 「私は昨日ある本を1冊買った」
大事なポイントは2つ。
1つ目はどの本かはっきりしていないこと。わかりません。
2つ目は数が1つということ。忘れてしまう人が多いです。
② 冠詞のつかない複数形
何も名詞の前につかないで複数形のみある状態です。例えば…
(例文)Will you give me books ?「 何冊か本をくれませんか? 」
これも複雑なのでポイントを押さえていきましょう。
ポイントは2つ。
1つ目はどの本かわからないこと。 指定していません。
2つ目は複数だが数は分かっていないこと。ここが面倒です。
おおよそも想像できないもしくは話に関係していない状態です。
なので例文だと
どの本か指定もしていないし何冊でも良いということです。
お父さんがお母さんに料理を言う感じに近いかもしれません。
「 なんでもいいから作って~。 」という感じです。
③ 数詞と関係する言葉 + 複数形
これが一番皆さんの名詞の複数形のイメージに近いものだと思います。
例文でチェック!
(例文)Ⅰ bought two books「 私は2冊の本を買った。 」
ポイントは1つ。
1つ目はどの本か指定はしていないこと。
それ以外はそのままです。どれほど数詞関係を覚えているかが鍵になります。
④ the + 単数名詞
theという定冠詞が名詞の単数形についているものです。
theの日本語訳は「 その 」です。例文を踏まえて確認します。
(例文)Ⅰ like the pen. 「 私はそのペンを買った 」
世の中には同じ名詞がたくさんあります。ペンも数えられないほどありますよね?
それを決めるのがtheの役割です。ポイントをまとめます。
1つ目は話し手と聞き手ともに考えている名詞が同じこと。
世界にたった一つの名詞を指しています。他のペンではダメです。
2つ目は数が1つだということ。名詞が単数だからです。
⑤ the + 複数名詞
④の指す名詞が複数の場合にこの使い方になります。
使い方は変わりません。複数になってもどの名詞かははっきりしています。
以上です。しっかり5つのルールを使いこなせるようになりましょう。
追伸。
この名詞の判別は文を理解していないと判断できません。
ある程度長文を読むことに慣れたら意識してください。
すんなり5つの違いが判ると思います。