痛みはなぜ消えないのか
こんにちは、理学療法士のこうやうです。
今回は「痛み」について話していきたいと思います。
みなさん、膝や腰が痛くなった時どうしますか?
病院に行く、整骨院に行くなど・・・
様々な選択肢がありますね。
この選択肢のどれもにいえることは
お金がかかるという点です
整骨院でも1時間2000円は超えてきますし、病院での外来リハビリとなったらもっとたかいのではないのでしょうか。
しかも通っても治らない場合が多々あります。
そうです、行っても直してくれる保障なんてどこにもないんです。
高齢の人は最悪手術にもなります
これではただお金を無駄遣いしているようなものです。
まず痛みに対する誤った認識に対して触れていこうと思いま
痛みに対する勘違い①
痛みを治すために整骨院や病院に通うとなったとき、みなさんはいったい何を求めているでしょうか。
マッサージ、針治療、筋膜リリースなどさまざまなものがあると思います。
実はこれでは治りません。
断言します。治りません。
これはなぜかというと痛みの原因に対してアプローチできていないからです。
痛みというのはあくまで現象であり結果です。
原因そのものではありません。
痛みを引き起こす身体の状態、動きがそもそものが原因なんです。
まあこれを分析するのがすごく難しいんですけど笑笑
つまり痛みをなくしただけでは「治療」にはならないわけですね。
痛みに関する勘違い②
次は安静にしていれば治ると思っていることです。
痛みというのは厄介で動くたびに痛いときがありますよね。
だからこういう時に休んでひたすら休んでしまいがちです。
外傷などの急性の怪我であればこの処置はあっているのですが、ある程度けがから日にちが経ってからは逆に動かさなければなりません。
これはよく腰痛持ちの方に見られがちです。
疼痛は記憶です。
一度覚えた痛みは脳は忘れません。
ですから脳は痛みを起こす動作について警戒します。
するともっと痛みに対して過敏になってしまうわけですね。
そしてまた痛くなったからやめて…を繰り返して悪循環に陥るわけです。
腰痛を例に出すと、治療的には安静にするより痛みがあってもこれくらいは動けると認識することが必要です。
いわゆる認知行動療法ですね。
興味がある方はぜひ調べてみてください。
痛みに関する勘違い③
最後は薬を塗ったり飲んだりしたら治ると思っていることです。
これは高齢者に非常に多い例です。
毎日薬を飲んで、痛みを感じない日々を過ごしのはいいかもしれませんが
それはただ痛みを誤魔化しているだけです。
しっかり医者やセラピストの方に評価していただくことをお勧めします。
今回は痛みについての勘違いについて触れました。
このブログでは痛みの治療に関する知識を発信していきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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