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門前日誌 -見る、言う、聞く-

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NPO法人日光門前まちづくりnote部が運営する「門前日誌」です。日光門前にまつわる「暮らし」について、各々の視点で綴ります。
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2024年1月の記事一覧

日光移住、2年と7ヶ月目 #日光門前に暮らす #118

高橋広野です.日光で年を越してあっという間に最初の月が終わります.冬の日光での暮らしは寒すぎて,なかなか慣れないのですが,もうそろそろ折り返し?になってきたかと. 最近は日光にいるもののお店に張り付いてしまってなかなか外に出る機会がなく….たまには日光の写真を撮りに出かけたいのですが…. お店を始めて,まだまだこれから手を加えていかないといけないことが盛りだくさんではあるのですが,一旦考えていることをまとめてみました. まだまだ先の長い話なので,ひとまずは目の前のことか

お店から暮らしへ #日光門前につくる #3

2023年の秋の終わりに、日光の御幸町にピクニック屋さんをオープンしました。PICNIKKO(ピクニッコ)といいます。 □日光でピクニック屋さん PICNIKKOは、カフェとピクニック用品のレンタル屋さんです。飲食店としてカレーやチーズケーキを提供しており、テイクアウトもできます。加えて、ピクニック用品のレンタルも行っており、たっぷりの珈琲が入った魔法瓶とマグカップをかごに詰めて貸し出したり、アウトドアチェアやテーブルの貸し出しを行なっています。ピクニックを通して日光の美

町裏の遊び場。

《この記事は2023年の年末に書き始めるも、結局アップできず、今に至ります。恥。》 先日、年末というのもあって気忙しく車を走らせていた。(だがしかし、安全運転!) 近所の広い公園で7、8人の子供たちが元気に遊んでいる様子を見つけ、ああもう学校は冬休みに入ったんだな、という年末感と、自分も子供の頃よくここで遊んだな、というノスタルジーの二つでなんだかグッときてしまった。 この公園、昔は市営のグラウンドだった。今は防災公園として再整備されているのだ。 目抜き通りに対し、町の裏

松の内も過ぎて

年明けから、大きな災害や事故のニュースに胸が痛むことになった。しかも、毎日のように。 なんだか年が明けたような気がしなくなってしまったまま、「松の内」もあっという間に過ぎて行った。 何度も書いているが、日光の門前町は「祭(いのり)のまち」というまちづくりのコンセプトを掲げている。 信仰や祭りを語ると長くなるので、ザックリと申し上げると、これは年間を通して「祭り」が多い地域特性と、社寺ひいては山々への参詣と共に発展してきた門前町には「祈り」が集まってくる、という主に2点を鑑み