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古民家の再開発プレゼンをしてきました。

昨日ですが笠松町にて古民家と空き地の活用提案をしてきました。内容に関してはyoutubeで配信しておりますので見ていただけたらと思います。

この建築業界に身を置いて30年近くになるのですが住宅の提案や店舗の提案は山ほどしてきましたが街づくりを踏まえた提案というのはおそらく今回が初めてだと思います。企画者の方に話を聞いたのが3カ月くらい前だったと思うのですが。。。

いやーーー色々考えましたよ。そもそも笠松という街は子供のころから慣れ親しんだところで当時(40年近く前)は自転車(ケッタマシーン)で商店街をウロウロしたもんでした。今ではあんまり見かけなくなりましたがおもちゃ屋さんがあって小遣い握ってガンプラやキンケシ、ラジコンなど買ったり眺めたりした記憶があります。もちろん僕だけでなく近隣の子供たちも群がって商店街をチョロチョロしたもんでした。その他にも買い食いができるお店や服屋、喫茶店、お肉屋、果物屋、呉服屋まだまだいっぱいありました。

時がたち近くに大きなショッピングモールができ時代とともに商店街がシャッター街になっていくのはここ笠松だけではなく全国どこでも起きた現象です。そして商店街は住宅街になろうとするのですが地区計画の関係で住みにくく、そして空洞化となり今ではお年寄りしか住まなくなっていくというセオリーになっています。

そんな話は全国どこでもあると思うのですが、今こういう機会をいただいて街づくりというものを考えたとき新しいものすべてがいいのではなく、また古いものをそのまま復活させることがいいとも限らないそんなジレンマとの戦いがここ数か月間ありました。

はたして今回発表した内容が笠松の人にとって、オーナー様にとって、関わる人たちにとってベストなのかどうかわかりませんが今後を考える一余になったのであれば良いかなと思います。

ただ色々書き連ねてみましたが良かったらyoutubeでも見てください。

1:06:30ぐらいからです。

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