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エゴイズム脱却への第一歩~無償雪かきチャレンジ~

ホーマックでアルミ?製の雪かきを買い、除雪しながら帰ってきた。わかってはいたが、めちゃくちゃ疲れた。
で、なんで急にこういうことをやったのかというと、いまのエゴイズムに満ちた日本社会に一石を投じることになるかもしれない、そう思ったからである。
実は去年あたりから自宅と職場以外の場所を無償で除雪してみよう、という構想はあった。ただ、物凄く疲労することが目に見えている上、成果は雀の涙程度だろうと思うと、なかなか踏み出せなかった。
けれども、今の「ニホンジン」つまり、現代文明に依存して酒・金・下半身に耽溺する腐りきった「方々」を見ているうちに、一念発起して何かしなければならない…そういう思いは強くなっていった。
確かに、自宅の除雪だけでも相当疲れる。他の場所を除雪する余裕がある人は少ない。肉体労働なので、無理をすると首や肩、腰を痛めてしまう。やるにしても、慎重さは持っていなければならない。
しかし、だからといって、かつては住民が共同で行っていた道路の整備(冬の場合は除排雪)を、金を払って業者に委託し、望まぬ結果なら文句を垂れ流し、自分たちは知らん顔、というのはいかがなものか。そう思った次第である。
そもそも、除雪の範囲が広くなりすぎたのは、文明を発展させて市街地を広げすぎたせいである。人口が少なければ都市も小さくて済むわけで、都市が小さければ、特に戸建てが少なければ除雪の費用も労力も少なく済むわけである。だが、経済成長だなんだと抜かして戸建てを増やし、街を広げまくった結果、除雪の費用も労力も、かつてと比べると著しく巨大なものになってしまった。だから、今大雪だ何だと騒いでいるが、そもそもこの、除雪範囲及び費用が広すぎ・高過ぎ問題は、我々に責任があるのだ。
にもかかわらず、文句を言うばかりで自分は何もしないのだとしたら、まさにそれこそ幼稚でわがままな「ニホンジン」であり、誇り高き「日本人」の器ではない。よって「ニホンジン」は黙らっしゃい。

てなわけで無償雪かきを今後やってみたい。が、今日は帰り道にリュックサックを背負いながら行ったところ、かなり疲れたので、一旦家に帰って荷物を置いてからのほうが良さそうだ。後は無理をしないこと。今日も首が相当疲れた。
小さな一歩ではあるが、日本を良くするため、私も一肌脱ぐしかあるまい。一応今年は、私の暗黒時代に予感した、私の寿命の年である。この予感が当たるかどうかは知らないが、当たるとしたら私の人生は今年で最後となる。だったらせめて何か社会奉仕をしたいところだ。どうせ他に大したことはやってないし。
悪運強く生き残ったとしても、まあそれはそれでいい。生まれたならば、何か世のため人のためにできることをやりたい。愚かな「ニホンジン」や、多様性を錦の御旗にしてわがままを押し通す「移民さん」とは違った生き方がしたいのだ…。
冬が明けるまで、雪国の民の闘いは終わらない…。

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荒野の旅人
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