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みんなのうた

トビラの写真は僕が小学生のとき使っていた、
「みんなのうた」という冊子です。

もう30年以上前のものですね。
気が遠くなるな。。

楽譜とコード譜がついているので、
ギターでコードを弾きながら、
歌えるのがいいんです。

これがですね。
名曲ぞろいなんですよ。

ドナドナ
グリーングリーン
もみじ
つばさをください
若者たち
ふるさと
今日の日はさようなら
あおげばとうとし
ほたるの光

まぁ、あげたらきりがありません。

歌っていると、
その当時の記憶がよみがえってきます。
「若者たち」なんてすごい歌詞です。

きみのゆくみちは はてしなくとおい
だのになぜ はをくいしばり
きみはゆくのか そんなにしてまで

当時の僕はこれを歌いながら、
あぁ、僕のこれからゆく道は
はてしなく遠いんだろうなぁ、
なんて思っていたわけですよ。

今では、その道もだいぶ来ちゃいまして、
はてしないようなはてしなくないような
よくわからない感じですけれど。

「もみじ」なんかも名曲ですよねぇ。

あきのゆうひに てるやまもみじ
こいもうすいも かずあるなかに

はぁ〜、すばらしいメロディです。
これ輪唱するとまたきれいなんですよねぇ。

そしてやはり、僕の中での名曲中の名曲は、
「あおげばとうとし」です。

あおげばとおとし わがしのおん
おしえのにわにも はやいくとせ

なんという名曲。
胸を打ちます。
僕はこれを卒業式で歌うたびに、
あぁ、もう一回歌いたいなぁと
思ったものです。

この曲の作詞者は不明だそうです。
作曲者のところにも外国曲
としか書いていません。
こんな名曲がどこからともなく
うまれたというのでしょうか。
不思議なものです。

唱歌ってシンプルで美しいメロディが
本当に多いですよね。
時代を超えて受け継がれる胸を打つメロディ。
なぜ、こんなにも素晴らしいメロディが
この世に存在するのでしょうか。
これはもう純粋に奇跡としか
言いようがないものだと思うのです。

[番外編]
今でも教えているのでしょうかね。
「かあさんの歌」が掲載されていました。

かあさんはよなべをして てぶくろあんでくれた
こがらしふいちゃ つめたかろうて
せっせとあんだだよ

僕の小学生時代でも、
こんな時代じゃなかったけれど、
今はもっとこんな時代じゃ
なくなっちゃってますよね。。
今のこどもたちは、こういう感覚を
なかなか理解できないんじゃないかなぁ。
日本は豊かになったということですよねぇ。

「ドナドナ」も今はもう
掲載されていないようです。
名曲が消えていくのは寂しいですね。

「ドナドナ」は娘(5歳)には
風呂場で歌ってあげています。

「ドナドナドーナー ドーナーッツ」

と、最後がドーナッツになるのが
お約束です(涙)。
子牛が売られていく悲しい歌なんですが。。

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