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編集ライター講座

なぜ僕は書くようになったのかをテーマに何回になるかわからないですけれど書いていこうと思います。

さて、第1回目ですが、そもそものきっかけから書くことにします。

僕は40歳過ぎまで文章なんぞ書くような人間ではありませんでした。
ウェブ制作という仕事がら、ブロガーさんなどと知り合い、アフィリエイトでウハウハしているような人もいて、真似してみようと思ったりもしましたが、書きたいこともなく全く続きません。
あぁ、僕には書く才能も継続する才能もないなぁと思っていたのでした。

僕は2001年にウェブ制作を生業としてフリーになりましたが、30代後半くらいからこのままずっとやっていけるわけがないと思うようになりました。2008年のリーマンショックで単価もだいぶ下がり、仕事も一時はかなり減りました。仕事としてもあまり魅力を感じなくなっていたのです。
「食えるからやっている」という意識がどこか根底にあった気がします。
そんな意識でやってるからやっていけないのですけれど。

仕事はウェブサイトの外側、つまり箱の部分を作ることでした。
コーディングやプログラミングが主で、たまにデザインなんかもやったり。
箱の中身、「コンテンツ」にはあまり興味を持っていませんでした。
というより、根が理系でずっと論理的に物事を考えてきていたので、そんなことが僕にできるとは思っていなかったのです。

2014年頃でしょうか?
コンテンツマーケティングだとかなんとかウェブ業界が言い出し、そうか、これからはコンテンツだと思い始めます。
外側は作れるんだから中も作れるようになりたい。
俺がやりたいのは本当はそっちなんじゃないか。

いろいろ調べてみると、編集という仕事があるらしい。
さらに調べていくと、宣伝会議という会社がやっている編集ライター講座を発見したのでした。
編集もライティングも勉強できるとは、僕が望むものにすごく近い。
まぁ、ライターは無理だろうから僕は編集者向きだろうなとこの時は考えていたのですが。

しかし、値段を見ると160,000円とあります。
ムムムー。どうする。どうする。
簡単に出せる金額ではありません。

しばらく悩んでいましたが、刻一刻と開講日が近づいてきます。

受けたいなぁ。今のままじゃ先細りだしなぁ。でも今までこんなことやったこともない俺が受けても意味あんのかなぁ。だいたいものを書くなんてこっぱずかしくて無理だよ。企画を考えて誰かにやってもらうとかだったらできるのかなぁ。そんなのだってやったことない。お金もそんなにあるわけじゃないしなぁ。受講したって意味のあるものにできるかどうかは自分次第だし、だったら受けなくても今自分でできることをやってみたらいいじゃないか。
まぁ、堂々めぐりです。

意を決して妻に相談してみると、あっさり受けてみればというではありませんか。

あれ、やっぱりそうだよね。
ということで、なけなしのお金を支払い受講することにしたのでした。

この講座が、僕を大きく変えることになるとは、この時は全く思ってもいなかったのです。

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