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日記を書き始める

なぜ書くようになったのか、第4回です。

無意識というものに興味深々になった僕。

人間には自分では意識できない無意識の領域が広大に存在している。
ズーニーさんはそこに問いを立て、言葉にすることによってより深く自分を知ることができるといいました。
そして、それこそがあたなが表現すべきことだというのです。

当時の僕は(まぁ、今もそうですが)人生に迷いに迷っていました。
これからフリーでどうやって生きていくのか。
本当にやりたいことはなんなのか。
自分が本当に求めていることはなんなのか。

書くことで何か知ることができるのではないか。

他の講師たちも、文章がうまくなるには大量に書くしかない、みたいなことをいっていたにもかかわらず、なかなかその気にならなかったのですが、ズーニーさんの講座で何かスイッチが入りました。

こりゃ書くしかないなと思い、朝、起きたら日記らしいものを書くことを始めてみたのです。

2015年2月くらいでしょうか。
この時はまだ誰かに見せようなんて全く思っていないです。

試しに自分のノートパソコンの中だけで書いてみようという感じ。
自分の無意識に問いをたてることを意識して。
(なんか変な表現だな。)

すると、驚くべきことを体験したのです。

あれ?俺ってこんなこと考えてんのかー!

みたいな内容が言語化して現れてくるんですね。
今まで漠然としていた考えが、言葉によって明確化されるということなのでしょうか。
とにかく、「書くことでより深く自分を知ることができる」ということを体で体験してしまったんですね。

俄然、書くことが面白くなり、毎朝の日記は習慣化していったのでした。
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続く


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