見出し画像

ララランド

今日は少しだけ仕事して、あとは好きなことをしようと思っていた。
週末仕事していたんだから、代休にしようと勝手に決めた。

突然、自由の時間を手にいれた。
これがなんとも気持ちがいいのだ。
人生捨てたもんじゃない、あぁ、太陽はこんなに輝いているじゃないか。
今日は何をしようと俺の自由だ!

というわけで、今さらではあるが、ララランドを見てきた。

夢を追う若者二人が、紆余曲折を重ね、成功?する物語だ。
成功が何かは難しいところだが。

いろんなものを感じた。

夢を追う尊さ。
夢を追うには何かを犠牲にしなければならないこと。
夢を追うには相当な心の強さが必要なこと。

ヒロインのミアが最後のオーディションで唄う場面がある。
ここがグッときた。

「愚かな夢追い人にどうか乾杯を」

たしかそんな歌詞だったと思う。

大人の考えを持つ人の中には、夢を追う人を愚かだと思う人もいるだろう。
でも、どうか乾杯をと。
そして、何度でもチャレンジすると。
そう唄いあげるのだ。

愚かでもなんでもいい。
夢がかなおうがかなわなかろうがどうでもいい。
他人がどう思おうがどうでもいい。

何か実現したい世界が自分の中にあって、それに向かって頑張っていること自体が尊いのだ。

この映画、監督が若いこともあるのだろうが、若い人の方がより深く突き刺さるのではないのだろうか。

僕の歳(43歳)になると、単純に拍手喝采とはいかない。
夢を追うといっても意味合いが違うと感じた。
その大きな違いはこれまで積み重ねた時間の量と残された時間の量だ。
そんなことに気づかされた映画でもあった。

自分にとって大切なことをコツコツ日々積み上げていくことが夢を追うことなのかもしれないなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?