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偶然と呼ぶには頻繁すぎる

僕はフリーという形式で仕事をしています。

一応、株式会社化しているので法人格にはなるのですが。
僕ひとりの会社ですね。

なぜ、法人化したのかというと、もう10年以上前、とある大手の会社との取引をすることがあって、その担当の方から法人化を勧められたからです。

その当時は1円起業というのが話題になったころで、資本金1円でも会社が設立できるようになったころでした。

今はもう新たに設立はできませんが、有限会社からまずスタートしました。(今は株式会社に変更しています。)
資本金は10万円にしました。(今現在もそうです。)

登記やら銀行口座開設やら全部自分でやろうと頑張ってみたのですが、税務署への登録のところでギブアップ。ちんぷんかんぷんで、最後は専門家に手伝ってもらったような覚えがあります。

会社にして良かったか。

正直良かったですね。

というのも2013年、知人の会社にお世話になったことがあったのですが、やはりどうしても会社員生活に馴染めず1年で辞めてしまったのです。その後のよりどころとして、法人格があるというのは大きな安心になりました。

ゼロからのスタートではないですからね。

1年放置していたにも関わらず、昔のお客さんからまた声をかけていただいたりし、決算も2年分やりなおして、なんとか会社を復活させることができました。

そんなこんなでフリーになって15年。会社を設立して十数年経つわけですけれども、まぁ、なんだかんだやってきているわけです。

でもですね、結構あるんですよ。
あぁ、資金が不足しそう、というときが。

入金のスパンというものがあって、お客さんにもよるのですが、月末請求書をたててそれが入金されるのが、翌月末とか、翌々月15日とか。

請求がたってから、実際の入金までそれなりの期間がかかるんですね。

だから、仕事が滞って、請求が翌月に回るなんてことになると(よくあることなんですが)、また入金まで1カ月延びるわけです。

先月もいろいろ延びて、まずいなぁという感じだったんですよね。

そうしたら、また、不思議なことがおこりました。

あるクライアントから、すぐ入金しますよという話が舞い込んできたんです。
請求書もまだたててないのに。それも結構な額が。

仕事はだいたい終わっているのですが、もう少し残がある感じで、請求が延びてしまった案件だと思っていたのです。
本来のスパンであれば、今月末請求で、3月末に入金されるはずのもの。
それが、来週にも入ってくるというのですから驚きです。

結構こういうことが頻繁に起こるんですよねぇ。
偶然と呼ぶには、頻繁すぎるというか。

フリーの生活はこういう感じで不思議なことを体験しながら、続いています。

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