中小企業診断士とは?使えない?5月から独学合格したブログ 企業経営理論(マーケティング論③消費者行動)
本日は「中小企業診断士」を目指す軌跡の記事です。2021/9更新
■前回の記事(マーケティング②)はこちら
■企業経営理論の位置づけと全体像はこちら
1.マーケティングリサーチ
(1)マーケティングにおけるデータ
・1次データ 実験や調査などで新規に収集されたデータ
・2次データ すでに収集されたデータ。組織内、組織外含めたデータ
(2)データの収集方法
面接、電話、郵送、留置、インターネット調査、などがある。
※留置とは事前に調査票を対象者に送付し、後日担当者が直接訪問して調査票を回収する方法
2.消費者購買行動と組織購買行動
消費者の行動分析モデルにはパターンがある。
(1)刺激ー反応モデル(S-Rモデル)
消費者がマーケティングの刺激にどのように反応するかに焦点を当てた。
(2)S-O-Rモデル
消費者の行動を刺激(simulus)、生体(organization)、反応(response)という図式でとらえようとするモデル。
(3)情報処理モデル
自ら情報取集をおこなう能動的な消費者を前提にして構築されたモデル
(4)精緻(せいち)化見込みモデル
消費者はかならずしも論理的な判断ではなく感覚的な判断であるとする。
・論理的な心理過程:中心的ルート
・感情的な心理過程:周辺的ルート
3.購買意思決定プロセスの諸段階
消費者の態度や行動に影響を与える集団を準拠集団という。①実際に所属する団体(家族、職場、等)②所属したい団体(芸能人、等)③所属したくない団体(反面教師)が具体的に上げられる。
表.準拠集団の影響と商品カテゴリ
表.アサエルの購買行動類型
(1)情報処理
製品や購買行動に関心が高く、こだわりがあり、ブランド間の差が大きく感じられる購買行動
(2)バラエティーシーキング
色々なブランドをかって試す行動を起こす。
(3)不況和解解消
購買後に自身の選択が正しかったのか不安に感じる。
(4)習慣
いつも購入しているブランドか、最も低価格なブランドを選択する。
このあたりの章の内容は以上となります。マーケティングの基礎が続きますので引き続き常識で解けてしまうかもしれない範囲ですね。
マーケティング④製品戦略はこちら
以上です。
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