見出し画像

中小企業診断士とは?役に立つのか?独学合格を狙うブログ 財務・会計(管理会計・意思決定会計)

中小企業診断士への記録です。2021/9更新

■10章:原価計算についてこちら

■11章:会計規則についてこちら

今回は4章「管理会計」5章「意思決定会計」です。簿記3級の範囲以外のところがやる気をかなり要するところなので今一度帯の締め直しです。

1.管理会計

まずCVP分析(Cost Value Profit)の関係を分析する手法を身に付ける。利益計画において設定された目標利益を達成するための営業量計算や損益分岐点の計算に使われる。

原価は変動費(valuable cost)と固定費(Fixed cost)に分類される。

画像1

※営業量とは背経営活動の量であり、売上高や生産量が該当する。

画像2

画像引用:https://www.freee.co.jp/kb/kb-accounting/excel_breakeven_point/

この考え方を応用し、製品品種別など事業部別で各セグメントが利益獲得にどの程度貢献しているかを判断できる(セグメント別損益計算)

用語:限界利益(=貢献利益)は、売上ー変動費
   ※利益は、売上ー変動費ー固定費

2.意思決定会計

企業会計原則とは「企業会計の実務の中に慣習として発達したもののなかから、一般に公正妥当と認められたところを要約したもの」

「一般原則」「損益計算書原則」「貸借対照表原則」の3分で構成される。

3.一般原則

(1)真実性の原則
  すべての条項を遵守すること

(2)資本・利益区分の原則
  特に、資本剰余金と利益余剰金を混同しない。

(3)継続性の原則
  企業が採用した会計処理の原則を毎期継続する。

(4)保守主義の原則
  将来の危険に備えて慎重な判断に基づいて処理する。

(5)正規の簿記の法則 

(6)明瞭性の原則
  財務諸表による会計情報の適正開示、明瞭表示を要請する。

(7)単一性の原則
  財務諸表の作成の基礎となる会計記録は単一である。

4.固定資産の減損にかかる会計基準

減損会計とは、資産の収益性の低下により行われる帳簿価格の減額処理。

手順は、
(1)対象となる資産のグルーピングを行う。
(2)減損の兆候の有無
 資産または資産グループごとに、減損が生じている可能性を示す事象(キャッシュフローが継続してマイナス等)があるかどうかを把握する。
(3)減損損失の認識
(4)減損損失の測定
 減損損失は固定資産の帳簿価額を回収可能科学まで減額し、減損損失(特別損失)を測定する。

5.分配可能額の計算

分配時の剰余金
=分配時の「その他資本余剰金+任意積立金+繰越利益余剰金」
=期末剰余金±剰余金変動要因

分配可能額
=分配時の剰余金ー分配時の自己株式(簿価)

6.連結財務諸表に関する会計基準

最後は、「(諸資本) ××× │ (関係会社株式) ××× 」で仕訳する。

内容以上ですが、かなり難しく感じました。普段から触れていない内容だと、頭に入ってこないです。。この章は、今後もう少ししっかりやらないといけないと末恐ろしいです。

■10章:原価計算についてこちら

■中小企業診断士とはなにか、どんな科目・試験があるか、といった基本情報はこちら。

以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?