【NHK連続テレビ小説・ネタバレ感想】朝ドラ『おかえりモネ』NHK 第8週(36回~40回)の最新話あらすじ、内容
この記事は5分で読めます📚 2021/7/6更新しました。
前回の「おかえりモネ」7週目の記事の続きです。
1.(再記)おかえりモネについて
『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日から放送中の日本のテレビドラマ。安達奈緒子作。
先週はモネが気象予報士試験に迷いを感じていましたが朝岡さんや菅波先生の助けを得て再び強く目指すまでを描きました。今週は亮の家族との関わりに焦点を当てていくようです。
だんだん私も気象予報士のテキストの中身が気になりました。
2.第8週「それでも海は」あらすじ
2015年の年末 、百音(清原果耶)は3度目の気象予報士試験の準備をしつつ、故郷へ帰省する。実家では、亮(永瀬 廉)の父・新次(浅野忠信)のことで、家族が悩んでいた。新次は耕治(内野聖陽)と幼なじみだったが、震災前に買った新しい漁船の借金返済を巡って、耕治と疎遠になっていた。その新次がトラブルをおこし、百音と未知(蒔田彩珠)は、亮の心中を察して心配するが…。
3.第36回内容・感想
年末になり、勉強のために帰省するモネ。クリスマスに菅波先生からのプレゼント?は体力づくりのための縄跳び。
家で、未知から亀島では亜哉子が浮気をしてるとの噂があるとモネに伝える。本土で誰と会っているかを確かめたいとのこと。
勉強はさておき朝から出かける亜哉子を未知とモネが尾行する。本土の喫茶店で会っていたのは、亮の父親・新次だった。
そこで新次と亜哉子の会話から、耕治の初恋相手は新次の奥さん・美波(坂井真紀)。話しつつ病院へ予約があるようで二人で向かう。
■今週はついに耕治と新次の夫妻同士の関係にフォーカスがあたりますね。新次はもう酒を飲むのをやめて亜哉子と通院している様子。美波さんの写真をみて涙ぐむ亮を見ると、もしかしたら震災のせいで、、というのを考えてしまいますね。
4.第37回の内容・感想
新次は飲酒欲求を抑える薬を貰っていた。新次は来週からは一人で行くよ、と亜哉子に告げるが「付き添いますよ」と別れる。
回想6年前。2010年の春先、耕治家族と新次家族は、新しい船の設計や資金繰りの話の延長でいつも宴会をしていた。その後、船が完成したときの家族写真はいまも亮や新次の携帯待受になっている。
しかし、2011年5月。亮と新次は仮設住宅にいる。携帯の留守電で美波さんの最期のメッセージを聞きながら酒に身を任せている。
現代。朝モネが縄跳びをしていると未知が「亮ちんのお父さんいなくなったって。海に落ちたかもって。。」
■新次家族の仲の良さが伝わってきたことが、美波さんを失った悲しさを引出てます。当時もモネと亮の間に「なんかあったら、、ご飯とかウチ来て」「大丈夫」という会話がありましたが、亮の強くいたいという気持ちは昔からのようです。
5.第38回の内容・感想
新次は、本土から島に戻り”家があった”海岸近くでのみつぶれていた様子。耕治と龍巳で連れて帰ってくる。
回想。2011年10月。耕治から「(1億28百万円の借金があるが)補助金を使って耕治の銀行の審査を通し、船を持とう。」と説得があり、新次も決意するものの数年前に1千万円をノンバンクから借りたことがバレて審査は下りなかった。耕治が新次のためにできることを考えていると龍巳から止められる。「俺はあいつに何をしてやれんだよ。」と涙を流す。
モネのもとに菅波先生から「縄跳びは3分ではなく、5分が良いという論文がありました」と電話がある。菅波先生は異変に気付き、「何かありましたか?」と投げかける言葉に涙ぐむモネ。「飛びます、縄跳び。5分」「そうしてください」庭で靄をはらすように縄跳びをする。
■新次がボロボロになっており、救いの手を差し出した耕治もろともその希望もなくなってしまったのはきついですね。
6.第39回の内容・感想
「俺どん底で何も変わらねえ。亮からの”メカジキ50本を揚げた”との電話が嬉しかった。でも話す相手がいない。本当なら一緒に親ばかだって美波と飲みながら、、本当に迷惑かけてごめんな。」と言葉にならない。
外で聞いていた亮が「一曲歌うか!」と無理をして、美波が歌っていた曲を歌いだす。さらに新次から”美波の留守電が入った携帯”を捨てようとするも耕治に静止される。モネも未知もただ見ていることしかできない。
夜、モネと未知の会話「みーちゃんが亮ちんと同じ方向を向いてる。それは亮ちんとっても心強いと思うよ」「違うっていってるのに」
亜哉子と耕治の会話「亜哉子じゃないと(新次は)病院になんていかなかったと思う。本当に助かった。これからも繰り返すだろうけど、また明日から1日目を始めようって言い続ける」「幼馴染だけの問題にして仲間はずれにはしないでよ」
■今でも新次はもちろん亮も心の奥底で立ち直れていないのが伝わります。未知は亮と同じ報告をみつめており、耕治もいままで逃げていた新次と向き合うことを決めました。新次を支える耕治を一緒に支える亜哉子と耕治の夫婦関係がとっても素敵でした。
7.第40回の内容・感想
朝、モネと亮の会話。「足元が揺れてないから起きた。…うそ。船の生活慣れないよ、仕事きついし親方怖いし。でも、海は嫌いになれないんだわ」
幼馴染らの会話。亮がみんなの進路を聞いたうえで「過去に縛られても何にもならない。俺らは、俺らが、前を向くしかないんだ」と前向きに生きることを誓う。
登米への帰り道、本土の港で新次と会うモネ。船を見に来たとのこと。港にかかる霧を見ながら「見ていて辛くなりませんか」「海にうらみはねえから」「亮ちんも同じこといってました」モネと別れ独りたたずむ新次。
試験まであと2日。組合で菅波先生とモネ「5分経ちました」「先生、私絶対に合格します!」先生の表情がとても穏やかな顔になっている。
■亮はとても強いですね。少しずつでも前に進みたいと仲間の前で強く誓います。新次はこれからも繰り返してしまうかもしれません。でもきっと耕治、亜哉子がいればまた新しい日を始められます。今はそれで良いんだと思います。
今週は新次と亮、そして亡くなった美波にフォーカスを当ており、少し暗めの雰囲気でした。それでも最後には少し希望を見出すことができたのではないでしょうか。モネも決意を新たに天気予報士試験に臨みます。
第9週の記事はこちら
来週の予告をみるとついに旅立ちの日がやってきます。応援してくれる家族、組合、先生がいるというのは素敵なことですね。
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