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【NHK連続テレビ小説・ネタバレ感想】朝ドラ『おかえりモネ』NHK 第16週(76回~80回)の最新話あらすじ、内容

この記事は5分で読めます📚 2021/9/11更新しました。

前回の「おかえりモネ」15週目の記事の続きです。

1.(再記)おかえりモネについて

『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日から放送中の日本のテレビドラマ。安達奈緒子作。

先週はモネのキャスターデビューや菅波先生との恋愛模様が少し進みそうでしたが、今週にわたり未知や亮を絡んだ話が展開されています。

振り返りはこちらのドラマガイドで見返るのもよいと思います。part2も8月発売ですね。

2.第16週「若き者たち」あらすじ

東京に突然現れた亮(永瀬 廉)は、新次(浅野忠信)のことを、百音(清原果耶)に相談しようとしていた。未知(蒔田彩珠)は亮がいざというとき、頼るのが百音であることにいらだち、百音に強くあたる。百音は長距離バスで気仙沼に帰ろうとする亮を引き留め、汐見湯へ連れ戻す。そこへ、明日美(恒松祐里)から連絡を受けた三生(前田航基)や悠人(髙田彪我)も仙台からかけつけて、久しぶりに幼なじみ6人が集結する。

3.第76回内容・感想

朝になり亮は心配をかけた親方や各地の方々へ「新宿発のバスですぐ戻る」と連絡していると亜哉子からモネに連絡がある。戻らせず少し休ませるためにすーちゃんとモネで迎えに行こうとする。

「(未知にも)一緒に行こう」と誘うが、未知は「行かないです。亮ちんが来てもらいたいのはお姉ちゃんだから」と言う。すーちゃんも「そんなのわかってるよ。昔からそうじゃん。。」「モネ行ってきてよ。」とモネに任せる。

その後、約束のため菅波先生が来る。未知は「姉はいません。出かけました。昨日会った地元の島の人、姉はあの人のところへ行きました。」「わかりませんでした?空気感じませんでした?あの二人は昔から通じ合ってるーーー」とまくしたてるのをすーちゃんが遮る。菅波先生は何も言わずただ聞いている。

一方、喫茶店でモネと亮ちんは会うことができ、朝ご飯を食べることとする。

■今週は月曜日から荒れてますね。未知の言葉に菅波先生は動揺してしまいそうですね。通じ合ってると思っていたのは自分だけなのかと。また、喫茶店で亮が「(オムライスは)好きだけどさ、、」というシーンはどこかモネへの想いに近いものも含めて言い方・表情だったのが印象的でした。

4.第77回の内容・感想

亮とモネの会話。東京は楽で良いという亮に対して、「島でのこと、聞いた。辞めても良いと思うよ。」とモネは言う。「周りの期待に応えるって最初は楽でもだんだん苦しくなる」と悲しげにいう亮にモネは「このまま帰っちゃダメだよ」と引き止める。

銭湯ではすーちゃんからの説明でおおよその状態がわかったと、菅波先生は帰っていく。その表情は何か思うところがありどこか寂し気。

新次と耕治と亜哉子は落ち着いて話している。「子供のためを思うなら親が本気で明るくならないとだめなのよ」と亜哉子は冷蔵庫にあるもので何か楽しい話をしようと言う。そこから美波のことを話題にしながら。

未知は帰ろうとするところ、亮とモネが帰ってくる。さらに三生と悠人も登場する。「みーちゃん、三生たちと一緒に帰ると良いよ。仙台から先、亮ちんのことみててあげて」とモネに言われ、未知は菅波先生にひどい言い方をしたことを謝る。

モネは約束を思い出し、電話で謝罪する。「昨日は僕のせいで行けませんでしたし。そういうときにコッチのことを忘れてしまう人のほうが信頼できます」と言われたモネは一瞬戸惑う。

■「子供のことを」と言われ新次もようやく前を向けるのでしょうか。耕治と亜哉子は絶対に見捨てないところが素敵な夫婦です。また、”地元に残ることが偉い”ということにすーちゃんが異議を唱えますが未知や亮の反応が気になります。

5.第78回の内容・感想

地元に残ることが偉いという風潮が亮ちんを苦しめるというすーちゃんに、未知は「決めつけないで。辛いこともあると思うけど、シンドいだけで漁師やってない。」と反論する。

職場では暑さと血圧を対比させる分析について気象メンバーと菅波先生と話している。モネと付き合っている前提で馴れ初めを聞かれるも、菅波先生はしどろもどろになる。

亮が起きてきて、もう大人だから昔みたいに過ごすのは無理だと話し出す。三生は亮の手を強く握り、「昔みたいに手を握って心を一つにしなくても俺たちはきっと大丈夫。普通に笑おう」と強く語る。

■内田くんの「何も辛いことがない人はいない」という言葉は神野さんにも響きましたね。また、朝から三生の強い思いがとてもよく伝わりました。涙を拭うモネの佇まいはやはり透明感があります。

6.第79回の内容・感想

ウェザーエキスパーツ社で、永浦さんと連絡をとるよう言われた菅波先生は「心の痛みも身体の痛みも本人でないと分からないんですよね。。」と何かを思う。

新次は死亡届を前にして「これ書いたらあいつ(亮)も楽になんのかな」と美波の死と向き合う気持ちを持つ。耕治も亜哉子もただ黙って聞いている。

銭湯宿で亮とモネは二人きりで話す。戻ろうとするモネの腕を掴み、昨日変なことをいったと亮は謝る。話したいなら聞くというモネに「そういう意味じゃない。(身体を引き寄せ)分かってんでしょ?」と必死な顔で見つめる。

「なんでもするって思ってきたよ。亮ちんの痛みがちょっとでも消えるなら。でもこれは違う」「それでもいい。。」と近づく亮に「これで、救われる?」と真っ直ぐ向き合うモネ。

亮は「ごめん、誰かを好きとかもういいんだった。怖ぇじゃん、死ぬほど好きで大事なやつがいて。目の前から消えたら自分がぶっ壊れる。そんなの怖ぇよ」と涙ぐむ。

未知はこの会話を聞いており、モネと二人きりになったとき「私は私のやりたいようにやる。亮ちんのことも。お姉ちゃんは正しいけど冷たいよ。私が(亮ちんの)そばにいる。」と思いを伝える。

■今日は恐らく東京編で一番の人気回になりました。(恐らくこのままキスしそうな)亮を突き放しはせず、これでいいのか?と問うモネの表情からは強さを感じます。一方で亮の思いは寂しさとか逃避ゆえの感情ではなかったと伝わります。あの場で踏みとどまれた亮の強さと弱さが印象的です。

7.第80回の内容・感想

新次の家を離れる耕治と亜哉子。「耕治、亮が帰ってきたらどうするかちゃんと話すよ」と新次は告げ、耕治らは安心する。

亮らが気仙沼へ帰った翌日、モネと菅波先生はコインランドリーで会う。「先生、今日は洗濯じゃないんですね」「あなたに会いにきたんですけど。昨日から動揺してるんですよ」

「登米であなたに会って僕は少し変われた。今ならあなたの抱えてきたことを受け止めたい。いつでも頼ってほしい」と伝え帰ろうとする。

さらに登米の診療所に専念するという菅波先生の手にモネは触れる。「どうしたの?」と聞かれモネは「助けてほしいと縋ってきた彼を受け入れられなかった。なのに、私は先生が目の前からいなくなっちゃうの嫌だって思ってるんです」と涙ぐむ。

手を離したモネを菅波先生は「あなたを痛みを僕は分かりたいと思っています」と抱きしめる。

■菅波先生とモネが精一杯歩み寄った結果、ついに進展しました。優しく包み込む菅波先生と頼るモネの表情とシーンが朝から爽やかでキレイなものを見た気持ちになれました。

以上で今週は終わりです。恋愛パートの週でしたが、亮が来たことで動いたシーンたちは視聴者の心の名場面に残ると思います。朝ドラはやはり清潔感と清涼感がいいですよね。

ただ、菅波先生か登米に専念するということは、その距離がモネたちのこれから待ち受ける困難になりそうです。

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以上です。

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